医療ミスで亡くなったカリスマの死から10年…韓国ロック界の魔王シン・ヘチョルの功績

2024年10月27日 話題

韓国の人気ロックミュージシャンで音楽プロデューザーの故シン・ヘチョルがこの世を去って10年が経った。

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1998年にデビューし、「魔王」と呼ばれたカリスマだったシン・ヘチョル。

しかし、2014年10月17日、ソウルのある病院で腸狭窄の手術を受けていた後、高熱と胸部・腹部の痛みを訴えたが、心停止で倒れた。その後、10月27日に低酸素性虚血性脳損傷により息を引き取った。

これに関連し、シン・ヘチョルの手術を執刀した医師A氏は2016年11月、業務上過失致死の罪で1審にて懲役10ヶ月、執行猶予2年の判決を受けた。しかし、遺族と検察側がこの判決に不服を申し立て控訴した結果、2審では懲役1年の実刑判決が下された。最高裁も2審の判決を支持し、A医師は懲役1年の刑を務めた。

シン・ヘチョルが亡くなって10年の歳月が経過したが、音楽界を超えて社会・文化界に大きな影響を与えた故人を偲ぶ同僚や後輩歌手たちが、「魔王」を追悼するために一堂に会する。

10月26日と27日、仁川(インチョン)永宗島(ヨンジョンド)にあるインスパイアアリーナでシン・ヘチョルのトリビュートコンサート『魔王 10th:ゴーストステージ』が開催された。

シン・ヘチョル
(画像=DREAMUSカンパニー)

また、両日、会場内ではシン・ヘチョルがこの世に残したものを展示する特別展示会『魔王のアジト』も同時に開催された。

シン・ヘチョルと活動を共にしたロックバンドN.EX.T(キム・ヨンソク、キム・セファン、イ・スヨン)やコ・ユジン、ホン・ギョンミン、キム・ドンワンが両日の出演を確定した。

10月26日には歌手PSY、キム・ボムス、SUPER JUNIORのイェソン、MAMAMOOのソラ、バンドNell、HarryBigButtonが舞台に立ち、10月27日にはチョン・インクォンバンドのスペシャルステージやイ・スンファン、Guckkasten、Epitone Project、Xdinary Heroesが出演した。

また、10月16日には、故シン・ヘチョルの二人の子どもが父の10周忌を前にtvNの『You Quiz on the Block』に出演した。

済州島で暮らす娘シン・ハヨンは「済州でもソウルでも父を覚えてくれている方がいます。シン・ヘチョルは私の青春だったと話す方が多く、涙ぐむ方もいます」と語った。

息子シン・ドンウォンは「今回、父の10周忌ということもあり、特別な機会なので出てみてはどうかと思いました」とし、「私が7歳の時のことです。本当に幼かったです。父が亡くなったと聞いた瞬間を鮮明に覚えています。姉と居間で人形遊びをしていた時、母が父が亡くなったと言いました。その時、私は死というものが何か分からず泣きませんでした。その状況を理解できず、死というものが何か分かりませんでした」と振り返った。

この他にも、天才ミュージシャンであり、大衆文化界の先駆者であったシン・ヘチョルの10周忌を前に、追悼の波が続いている。

最近、MBCの特集ドキュメンタリー『私たちの兄、シン・ヘチョル』、SBSの『過集中人生史2』、KBS2の『不朽の名曲』で彼の足跡を振り返る時間が設けられた。

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