“離婚バラエティ”が増殖中の韓国…実際に破局した女優も出演で話題に

2024年10月21日 テレビ

昨今、離婚を題材としたバラエティ番組が増加中の韓国。

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離婚危機に置かれている夫婦のお悩み相談だけでなく、すでに離婚したスターたちの独り立ちを扱うバラエティ番組が相次いで登場している。

離婚の傷を癒すために休息していたのは過去のこと。現在は離婚というネタをテレビで惜しげもなく披露する芸能人たちがいるのだ。

『もう一人だ』
(画像=TV朝鮮)『もう一人だ』

新たな離婚を扱うバラエティ番組

去る10月8日に放送開始となった『もう一人だ』(原題、TV朝鮮)は、再び1人になった人々の人生を簡潔に描いたリアル観察バラエティだ。1人になった理由や過程ではなく、新しいスタートラインに立って世の中に適応し、再出発を準備する過程を見せるという番組だ。

パイロット版で注目を集めたことでレギュラー番組となり、本格的に離婚した芸能人たちのエピソードをお茶の間に伝えている。

女優のチョ・ユニは、娘のために元夫で俳優のイ・ドンゴンと円満な関係を維持しながらキャリアを築いていることで応援を受けたという。その一方で、ドロ沼離婚のケースは視聴者の評価も分かれる。

そのためだろうか、7月9日放送のパイロット版初回は視聴率4.5%(ニールセンコリア調べ)を記録したが、8日にレギュラー初回は3.0%と低調な出だしに。ドロ沼離婚を繰り広げる出演者に対する世論が悪化し、大衆の疲労度が次第に蓄積しているものと分析されている。

未婚のスターも出演へ

また、10月末に放送開始の新バラエティ番組『ソロだから』(原題、SBS)には、離婚済み芸能人だけではなく未婚芸能人も出演する。

『ソロだから』
(画像=SBS)『ソロだから』

同番組は、幸せと寂しさを兼ね備えた、魅力満点の1人暮らしを映した観察番組だ。製作スタッフは、“リアルで元気なソロライフ”だと自信満々なようだ。

早くから出演が決定したのは、離婚経験のある女優ミョン・セビンとチェリム。そして、元夫に対する暴露で話題を集めたファン・ジョンウムがMCを担当するという。

ただ、『ソロだから』はバツイチたちの話だけを扱うわけではない。女優のユン・セアは、自身の日常を公開する。

製作スタッフは「ユン・セアは、普段からランニングや献立管理などで最高峰の自己管理を披露し、女性たちの理想に挙げられてきた。ソロライフとギャップのある魅力に出会える」と明らかにしている。

元祖観察バラエティにも出演

日常観察バラエティの元祖ともいえる『私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~』(MBC)と『アラフォー息子の成長日記』(SBS)にも、バツイチスターたちが出演している。

アン・ジェヒョン
(画像=MBC)アン・ジェヒョン

俳優アン・ジェヒョンは『私は1人で暮らす~シングルライフのハッピーライフ~』で愛猫のアンジュと過ごす日常を公開しており、俳優イ・ドンゴン、バトミントン金メダリストのイ・ヨンデ、女優チョン・ヨンジュは『アラフォー息子の成長日記』にレギュラー出演して離婚後の生活をファンに伝えている。

このように、離婚という極めて個人的なことがコンテンツとして消費されていることから、報じられると「もうすぐ離婚バラエティに出るんだな」などの自嘲混じりの反応が寄せられることも少なくない。

離婚はプライベートな出来事で、独身に戻った自身の日常を大衆に公開することも自由だ。しかし、相次いで制作・放送される離婚バラエティ番組には、応援の声よりも大衆の疲労感の方が大きくなっていることは否めない。

(記事提供=OSEN)

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