G-DRAGONの“10月カムバック”が報じられるなか、性犯罪者として実刑を受けた韓国歌手が関係性を突然アピールしてファンの冷たい視線を浴びている。
10月7日、コ・ヨンウクはが自身のSNSを通じて「私も一時は当代最高のDandy Boy、Dandy Girlと肩を並べていた時代のDandyな写真が何枚か残っていて公開…」とし、数枚の写真を公開した。
コ・ヨンウクが公開したのは、過去にレゲエダンス音楽グループ「Roo'Ra(ルーラ)」に所属した当時の写真で、キッズ版グループ「ちびっこRoo'Ra」に所属していた幼少期のG-DRAGONも写っている。また、モデル時代の女優キム・ミニと一緒に写る写真も公開した。
コ・ヨンウクは「参考までに、Roo'Raのときの私の個人ファンクラブの名前もDandy Go…」とし、自身の“華麗な全盛期”を回想した。
また、「PS.下の映像でクォン・ジヨン君が7歳のとき…私の役割を引き受けて私を真似して紹介までしてくれたということでも…家門の栄光…今生がすべて滅びるだけではないようだ…」と言及し、G-DRAGONが「ちびっこRoo'Ra」の一員で活動した当時の動画も共有していた。
もっとも、G-DRAGONとしては“不本意に”コ・ヨンウクと一緒に写った幼少期の写真を公開されたと言って良いだろう。
かつては「Roo'Ra」の一員として人気を集めたコ・ヨンウクは、2013年に未成年者への性暴行及びセクハラの容疑で実刑を宣告された。
彼は2010年7月から2012年12月にかけて、自身の住居や乗用車などで未成年者3人に4回にわたって性的暴行や強制わいせつした容疑で拘束起訴され、懲役2年6カ月の実刑を言い渡された。
加えて、5年間の身元情報公開・告知、3年間の位置追跡電子装置付着(電子足輪)装着も宣告された。芸能人で電子足輪を着用したのはコ・ヨンウクが初めてだった。
その後、2015年7月に満期出所したコ・ヨンウクは5年後の2020年11月にSNSを開設したが、大衆は彼との疎通を拒否した。「芸能人電子足輪1号」という不名誉なレッテルを貼られていただけに、表舞台への復帰は厳しい状況だった。
にもかかわらず、コ・ヨンウクは現在まで個人SNSを通じて存在感をアピールしている。ただ、ほかの芸能人のことも言及している様子には、大衆も眉をひそめている様子だ。
何より、G-DRAGONは現在カムバックを控えている状況だ。最近、とある韓国メディアはG-DRAGONが「10月25日」にソロカムバックをすると報じた。約7年ぶりのソロアルバム発表なだけに、すでにG-DRAGONのカムバック報道だけでも韓国国内外のファンの関心が集まっている。
そんななか、“性犯罪者”のコ・ヨンウクがG-DRAGONとの親交をアピールしたことで、G-DRAGONファンは不快な反応を示している。ファンの立場では、G-DRAGONのカムバックに邪魔をしたわけだ。
過去にも間接的、直接的に芸能人に言及してきたコ・ヨンウク。彼の意中はわからないものの、大衆の反応は冷ややかだ。
一つ確かなことは、コ・ヨンウクが活動中の芸能人のことを言及すればするほど、大衆から背を向けられる道に進んでいるということだ。彼がこれ以上、SNSを通じて親交のあった芸能人に言及してはならないということを、大衆の冷たい反応が如実に示している。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結した。
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