「性接待」という最悪のデマを改めて否定した“ショートカット美人”韓国女優、初演劇の感想伝える

2024年10月05日 話題

「性接待」という最悪のデマを改めて否定したことで注目を集めた女優のコ・ジュンヒが、自身初の演劇作品『エンジェルス・イン・アメリカ』出演の感想を伝えた。

【写真】コ・ジュンヒの“性接待”デマとは…

9月28日に大団円で幕を閉じた『エンジェルス・イン・アメリカ』は、新しいミレニアムを控えた世紀末の混沌と恐怖を、現実と幻想が交差する叙事で作り出したトニー・クシュナーの作品で、1991年に初演された名作。1980年代のアメリカを舞台に多様なアイデンティティを持った社会的マイノリティ5人が、あらゆる差別と混乱に直面する物語だ。

本作で自身初の演劇に挑戦しコ・ジュンヒは、薬物依存によって結婚生活に失敗し、現実逃避ばかりしているハーパー・ピットという役を演じた。

コ・ジュンヒ
(写真=グリーム・カンパニー)コ・ジュンヒ

終演後、コ・ジュンヒは4日に所属事務所を通じて、共演者、スタッフ、そして観客への挨拶を伝えている。

コ・ジュンヒとの一問一答は以下の通り。

―『エンジェルス・イン・アメリカ』が9月28日を最後に終幕しました。感想をお願いします。

まず、蒸し暑かったにもかかわらず、貴重な時間を割いて会場を訪れてくださった観客の方々に本当に感謝いたします。また、今年の5月中旬から真夏、秋にかけて、練習室や会場での初めての練習から最後の公演まで、演出家さんをはじめ先輩・後輩の俳優さんたち、ほかの見えないところで苦労されたスタッフの方々にも、お疲れ様でしたという言葉をぜひお伝えしたいと思います。個人的には、今回の作品を準備しながら毎週、毎日苦楽を共にしていた同僚たちにもう会えないというので、すべて終わった実感がまだあまり湧きません。

―『エンジェルス・イン・アメリカ』はデビュー以来、初めての演劇作品でした。どのようにして参加しましたか?

普段、多くの人の前で話す時はとても緊張する方なので舞台の経験がなかったですが、様々な作品で演出力を認められ、百想(ペクサン)演劇賞をはじめとする数多くの演劇賞を受賞したシン・ユチョン演出家が台本をくれました。そんな演出を信じて『エンジェルス・イン・アメリカ』への出演を決めることになりました。

また、普段から尊敬する先輩のスエさんも、「この作品に出たあとのアナタの姿を想像してみると、もう一段階、素敵な女優に成長できるという感じがするので、ぜひ挑戦してみてほしい」と積極的に推薦してくれて、勇気を奮い立たせてくれたので出演を決めました。

コ・ジュンヒ
(写真=グリーム・カンパニー)コ・ジュンヒ

―ハーパー・ピットというキャラクターを演じる際、特に重点を置いたり気を遣ったりした部分はありますか?

ハーパーは私が今まで演じたキャラクターの中で一番難しかったと思います。特に設定と特性上、感情の起伏は大きいが、個人の歴史や背景の説明が少ないので、演出家とたくさん相談しました。その結果、キャラクターについて多くのことを考えて見つけました。また、公演時間内に様々な姿を見せなければならないので、観客の方々に最大限よく見えるようにセリフや動作に絶えず悩み、練習をしました。

―ハーパー役として最も記憶に残っている場面は?

私は2幕9章のクライマックス部分、ハーパーとジョセフ、フライヤー、ルイスの4人の人物が、それぞれの葛藤する状況で感情を爆発させる場面が一番記憶に残っています。練習でも担当俳優たちが重要な場面であることを知っているので、すべての感覚を集中し、誰一人としてセリフの順番やタイミングを逃さないために本当にたくさん練習しました。

―女優コ・ジュンヒさんにとって『エンジェルス・イン・アメリカ』はどんな作品ですか? 

一言で言うと、「私の人生で初めての演劇であり、舞台恐怖症を乗り越えることができた大きな挑戦」だったと思います。また、共演したユ・スンホさんとも話したことですが、練習室と舞台裏の私たちの姿が記憶に多く残りそうだと尾も増した。それだけでなく、作品としても3時間を超える公演時間、蒸し暑い日に公演場まで訪ねてくださった観客の方々にも感謝の気持ちを持っています。

本当に忘れられない、愛する俳優の皆さんと一緒に過ごせて意味深かったし、本当にありがとうございましたと伝えたいです。これからも、私の心の中にいつも大事にしまっておきます

―最後に、『エンジェルス・イン・アメリカ』を見てくださった 観客の方々、そしてファンの方々に挨拶をお願いします。

公演を見てくださったすべての観客の方々、そして関心を持ってくださった方々に心から感謝するという言葉を伝えたいです。また、国内だけでなく海外からも公演を見に来てくださった方もいると聞いていますが、普段から人見知りし、照れくささから仕事帰りの会話のようなものを交わすことができず、申し訳ない気持ちもありますが、激励と応援の言葉をいつも忘れていません。

これからもっと成長できるように常に努力しますので、また別の良い作品とキャラクターでお会いできればと思います。最後に、季節の変わり目なので、お体に気をつけて、今年の残りも無事に過ごしてください。

(記事提供=OSEN)

◇コ・ジュンヒ プロフィール

1985年8月31日生まれ。2001年に制服モデル選抜大会を通じてデビュー。2006年のドラマ『キツネちゃん、何しているの?』に出演し、女優コ・ヒョンジョンの妹役で注目を集めた。以降、ドラマ『推奴~チュノ~』『野王~愛と欲望の果て』『彼女はキレイだった』『君を愛するその日まで~アンタッチャブル~』、映画『結婚前夜~マリッジブルー~』『レッドカーペット』『私の親友悪党たち』などに出演。ショートカットが似合う女優として知られ、「代表作はショートカット」という冗談があるほどトレードマークとなっている。

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