30代男性に性的暴行を加えた疑い(類似強姦)で告訴された俳優ユ・アイン(37)が容疑を晴らした。
ソウル龍山(ヨンサン)警察署が先週の9月13日、ユ・アインが同性への性的暴行容疑で訴えられた事件と関連し、不送致の決定を下していたことがわかった。
ユ・アインは8月14日、龍山区のオフィステルで寝ていた30代の男性A氏に性的暴行を加えた容疑をかけられた。
ユ・アインの法廷代理人であるパン・ジョンヒョン弁護士は「ユ・アインと関連したその告訴内容は事実ではないことを明らかにする」とし、「私生活と関連した不必要な推測を自制してくださることをお願いする」と伝えていた。
警察は8月28日にユ・アインを呼び、取調べを行った。
警察は告訴人A氏の陳述と参考人陳述、周辺のCCTVなどを土台に容疑に関する事実関係を把握した。麻薬投薬の有無も調査したが、いずれも陰性と判定された。
ユ・アインの同性への性的暴行容疑は晴れたといえる。
なおユ・アインは、2020年9月から2022年3月までソウル一帯の病院で、医療用プロポフォールを181回にわたって常習投薬した容疑を受け、1審で懲役1年を宣告され、法廷拘束された状態だ。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。本名オム・ホンシク、韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名に。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演した。
■「俳優人生終わり」1審で実刑判決受けた“初犯”ユ・アインに対する様々な反応
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