NewJeansメンバーが決死の緊急生配信を強行したなかで、「NewJeansの母親」と呼ばれるミン・ヒジン前代表がADORの代表再任に関する仮処分申請を行った。
9月13日、ミン・ヒジン前代表の法定代理人は「ミン・ヒジン前代表はソウル中央地裁に『ADOR臨時株主総会の招集および社内理事再任のための仮処分申請』を行った」と明らかにした。
続けて、代表理事解任後に効力停止の仮処分を申請せず、理事および代表理事再任の仮処分を申請した理由について説明した。
法定代理人は「ミン・ヒジン前代表の代表理事解任は、株主間契約に違反しており、裁判所の議決権行使禁止仮処分決定にも反するものだ。そのため代表理事解任の効力を争う仮処分を準備していた」と述べた。
しかし「2024年11月2日までにADOR理事再任のための臨時株主総会が必要なこと、また裁判所の仮処分審理期間を考慮して、ミン・ヒジン前代表をADORの理事に再任させた後、代表理事に選任せよという趣旨で仮処分申請を行った」と伝えた。
さらに「ミン・ヒジン前代表には株主間契約によって、ADORの代表理事および社内理事として5年間の任期が保証されている。この事実はソウル中央地裁の議決権行使禁止仮処分決定によって、すでに明確に認められているにもかかわらず、HYBEは以前と同様の理由で一方的にミン・ヒジン前代表を解任した」とし、「これは依然として有効な株主間契約および代表理事任期を保障せよという裁判所の仮処分決定を正面から無視したもの」と指摘した。
また、「2024年11月2日にミン・ヒジン前代表のADOR社内理事としての任期3年が満了する。HYBEはミン・ヒジン前代表の社内理事の任期が2カ月も残っていない状況で、何の根拠もなく、株主間契約が解除されたと一方的に主張している状況だ。こうした状況下で、HYBEがミン・ヒジン前代表を社内理事に再任させないことは明らかであるため、やむを得ずミン・ヒジン前代表の社内理事の任期が満了する前に臨時株主総会を招集し、『社内理事ミン・ヒジン再任の件』について賛成する議決権を行使するよう仮処分申請を行った」と明かした。
法定代理人は最後に、「HYBEは継続的な契約違反行為や業務妨害、名誉毀損、侮辱を止め、ADORとNewJeansの未来のために合理的な経営判断をすることを望む」と付け加えた。
先立って8月27日、NewJeansの所属事務所ADORは理事会を開き、ミン・ヒジン前代表の代表職解任を決議し、キム・ジュヨン新代表がトップに就任した。
これを受けてNewJeansのメンバーたちは9月11日午後、YouTubeを通じて緊急生配信を行い、自分たちの心境を明かした。NewJeansはHYBEに対して、「9月25日までにミン・ヒジン代表が代表を務める、経営とプロデュースが統合された本来のADORを返してほしい」と訴えた。
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