「コンセプトが『奴隷と主人』だっただけ」突然この世を去った韓国女性ユーチューバー、夫が初めて立場明かす

2024年08月28日 話題

レーシングモデル出身のユーチューバー、ハン・ソンウォル(本名イ・ヘルン)さんが突然この世を去ってから約2カ月が過ぎて、夫が初めて立場を明らかにした。

【画像】レーシングモデル出身、ハン・ソンウォル

ハン・ソンウォルさんの夫は8月27日、自身のYouTubeチャンネルを通じて立場を伝えた。彼はハン・ソンウォルさんの死亡理由から、強制的な撮影などの憶測に対して説明した。

まず夫は、ハン・ソンウォルさんと関連したデマに対して「強制的な撮影はなかった。私たちは夫婦であり、ビジネスパートナーとして3年間、一緒にお互いに同意して撮影をした。これに対するすべての映像撮影過程、共に掲示物をアップし、やりとりしたメッセージなど、立証できる資料は警察調査の時に提出した。証拠のない推測性の文章に過ぎず、私たちにも私たちだけの苦衷と私生活、一般夫婦が体験する夫婦間の葛藤など、多くの不安定な要素があった」と話した。

ハン・ソンウォルさん
(写真=SNS)ハン・ソンウォルさん

「映像コンセプトが『奴隷と主人』だっただけ」

夫が明らかにした「不安定な要素」とは、投資の失敗、孤児に作った母親に対する恨みと憂鬱感、浮気による夫婦の葛藤、喧嘩による順次的な突発的行動などだった。

夫はハン・ソンウォルさんが幼い頃から母親に対する憎悪心と憂鬱感があり、購読型のプラットフォームで出会った購読者と8カ月にわたって浮気をし、夫婦間の信頼関係が崩れたと説明した。また、浮気相手がプライベートエクイティ会社に勤務しており、彼が推薦した銘柄が3日でマイナス90%の下限値を記録するなど、投資に失敗したと主張した。

夫は「私たちは誰からもお金を受け取って性行為をしたことがない。没頭してくれるのはありがたいが、コンテンツはコンテンツに過ぎない。映像コンセプトが『奴隷と主人』というテーマであり、強制的な撮影であるかのように見えるが、成人向け作品での刺激的な要素を探してビデオ作品として制作・販売しただけであり、実際にそのような行為をしたわけではない」と説明した。

また、「150億ウォン(約16億円)を稼いだとか、“招待男”としてお金を受け取ったとか、高価なレジデンスに住んでいるなど、とんでもない憶測の文が飛び交っている。私に対する悪意を抱いた人と推定される人物が偽りの文章を書いてアップしており、この人を告訴するために1年間、IP追跡して証拠資料を集めた」と伝えた。

ハン・ソンウォルさん
(写真=SNS)ハン・ソンウォルさん

なお、1992年1月1日生まれのハン・ソンウォルさんは、2016年の「Automotiveウィーク」、2017・2018年の「ソウルAuto Salon」、2019年の「Auto Salonウィーク」などにレーシングモデルとして参加した。

以降、「ハン・ソンウォル」という芸名でネット配信や有料プラットフォームで活動をしてきた。

ハン・ソンウォルさんの死亡のニュースは6月24日、仁川(インチョン)のある納骨堂で故人と喪主(夫)の名前が一致することを発見したオンラインユーザーによって知らされた。警察によると、ハン・ソンウォルさんは仁川の自宅で死亡したまま発見され、他殺の疑いはなかった。警察関係者は「死亡原因などは明らかにできない」とだけ伝えた。享年32歳。

ハン・ソンウォルさんの死亡と関連しては謎に包まれた部分が多かったため、多くの憶測が飛び交った。特に韓国SBSの報道番組『気になる話Y』(原題)側がこの事件に対して取材していることがわかった。

(記事提供=OSEN)

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