韓国の“バスケ名門校”、優勝候補も全国大会に突如不参加…パワハラ監督巡る学校の対応に保護者ら不信感

韓国の“バスケ名門校”が全国大会に不参加しないという出来事が起きた。

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韓国バスケ界によると、ソウルに位置する徽文(フィムン)中学校は、現在、江原道・楊口(カンウォンド・ヤング)で開催中の「2024韓国中高バスケットボール週末リーグ王者戦」への出場を諦めたという。同校は本日(8月6日)午前、三仙(サムソン)中と試合をする予定だった。

理由は、徽文中バスケ部監督のAに対する“自宅待機措置”による、保護者と選手たちの反発だ。

保護者と選手が反発した理由

先立って7月19日、徽文中の校長は監督に自宅待機措置を下した。警察が捜査した結果、児童福祉法違反の疑いが一部認められたという。

徽文中学の校章
徽文中学の校章

Aは今年初め、学校から同事案に対して自宅待機措置を受けたことがある。当時、学校側は、「A監督は4年前、バスケ部の学生たちに暴言・暴行をしたという苦情が入った」と明らかにした。

当時はわずか3日後に大会を控えていたこともあり、徽文財団の理事長を訪ね、丁重に措置を撤回してほしいと頼んだ。この時、警察まで出動したことで外部に知らされ、結局、校長は措置を撤回した。

そして7月19日の措置発令時もやはり、全国大会を一週間後に控えて行われたのだが、今回は措置を撤回しなかった。

そのため、7月26日に行われたバスケ選手権大会に徽文中は、監督不在の状態で試合に臨んだ。保護者たちは数回にわたって引率する追加の保護者が必要だと主張したが、学校側はベンチにも座れない教頭を保護者に選定した。

不信感漂う学校の対応

大会後、徽文中バスケ部の保護者たちは「生徒の安全」が最優先だとし、次の大会の時はベンチに座れる人物を選定するよう要請。学校は、その場しのぎでバスケ部の部長を担当する教師に引率役を指示したが、個人的な事情により大会期間の8日間のうち、たった3日しかいられないということで、今回の王者戦の出場放棄を決めたのだ。

バスケの試合
(写真=情報提供者)7月26日のバスケ選手権大会に監督不在で臨んだ徽文中

徽文中バスケ部の保護者Bさんは、本紙『スポーツソウル』に「今年初めから学校は、A監督の去就を揺さぶっている。待機措置の過程では、保護者たちにただの一度も事前告知がなかった」と話す。続いて、「校長が会ってくれないと、理事長に会ってお願いしたこともある。10時間以上お願いしたが、返事は同じだった」と述べている。

また保護者Cさんは、「待機措置は校長の裁量事項だというが、大会が終わったあとではなく、試合前の時期にあえて措置を下した理由が気になる」とし、「バスケ部の学生たちは混乱している。監督が待機措置を下され、学生たちの学習・運動する権利も保障されていない」と話した。

なお、徽文中は地域予選を5連勝で終え、今大会の優勝候補に挙げられていた。

4年前のパワハラで今年初めに自宅待機措置を受けたAは、徽文高校のバスケ部コーチを経て、2017年から徽文中の監督職に就いている。その間、12度の優勝、6度の準優勝をもたらした。

『スポーツソウル』は学校に話を聞くため数回の電話とメールを送ったが、返事を聞くことはできなかった。

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