東京五輪出場へ最初の関門を突破した女子サッカー韓国代表が、3月のプレーオフを前に最終チェックを行う。
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コリン・ベル監督率いる女子サッカー韓国代表は、来る2月9日に2020年東京五輪アジア3次予選グループA第2戦のベトナム戦を控える。
ベトナムはFIFAランキング32位と、同20位の韓国よりも格下の相手と評価される。韓国は過去10戦ベトナムと対戦したが、1度も敗れたことがない。
北朝鮮が予選不参加を表明した今、韓国のグループ首位突破は容易と見て良いだろう。
韓国はグループステージ初戦でミャンマー相手に7-0の大勝を収め、順調なスタートを切った。
チ・ソヨン(チェルシーFCウィメン)やパク・イェウン(慶州韓国水力原子力蹴球団)、ヨ・ミンジ(水原都市公社)がそれぞれ2ゴールずつ記録し、イ・ソダム(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)も1ゴールを決めた。
評価すべきは、多様な攻撃からゴールを生み出した点だ。
ベル監督就任以降、初めて代表に合流した欧州組のチ・ソヨンやイ・グムミン(マンチェスター・シティWFC)はスムーズにチームに溶け込み、問題なく適応した。カン・チェリム(仁川現代製鉄)やチュ・ヒョージュ(蔚山科学大学)など若手選手たちも、怖気づくことなく自身の能力を存分に発揮している。
女子サッカー韓国代表の目は、すでにグループステージ突破後に控えるプレーオフに向けられているだろう。プレーオフは3月6日と11日に、それぞれホーム&アウェー形式で行われる。
韓国はグループAを首位突破すれば、グループBの2位と対戦する。2月12日のグループB中国対オーストラリア戦の結果次第で相手が決まるだろう。客観的には、オーストラリアが首位突破し、中国と対戦すると見られる。
中国とは2019年12月のE-1サッカー選手権で戦った際、0-0のスコアレスドローに終わった。それだけに、オリンピック出場権のかかるプレーオフを前に、ベトナム戦が最終チェックの場となり得るだろう。
E-1サッカー選手権に合流しなかったチ・ソヨンは、ミャンマー戦をフル出場し、チームへの順応を示した。同じ欧州組のイ・グムミンは後半から投入されると、クロスバー直撃のシュートを放ち、コンディションが十分であることを見せつけた。
ミャンマー戦で交代枠をすべて使い切り、さまざまなテストを行ったベル監督は、試合後に「経験豊富なベテランとルーキーの組み合わせとバランスが満足だった」とポジティブな反応を見せた。
3月に控える重要な試合に向け、まずはベトナム戦での戦いぶりに注目してみたい。
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