女子サッカー韓国代表が大量得点を記録し、史上初のオリンピック出場に向けて幸先の良いスタートを切った。
コリン・ベル監督が率いる女子サッカー韓国代表は2月3日、済州ワールドカップ競技場で行われた2020東京五輪女子サッカーアジア最終予選グループステージ第1戦でミャンマーと対戦し、7-0の大勝を収めた。
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韓国の女子サッカー代表はこれまで、オリンピックの舞台に立ったことが1度もない。アジアに与えられた出場権は、開催国である日本を除けば2枠だ。
当初、韓国が所属するグループAには強豪・北朝鮮が含まれるとされたが、同国が突然の不参加を発表し、韓国がグループ首位突破できる有利な状況が作られた。
第1戦の相手となったミャンマーはFIFAランキング44位で、20位の韓国より格下のチームだ。第2戦の相手であるベトナムもFIFAランキング32位と、客観的な戦力は劣る。それでもベル監督は事前の記者会見で、「一瞬も相手を過小評価しない。最高の準備をしようと強調した」と述べた。
ベル監督のデビューだった2019年12月に東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1選手権では、韓国の欧州組は出場しなかった。しかし今回は、欧州組が招集された。
チョ・ソヒョン(ウェストハム・ユナイテッドWFC)こそ右足首の捻挫で離脱したが、他の欧州組であるチ・ソヨン(チェルシーFCウィメン)、イ・グムミン(マンチェスター・シティWFC)、チャン・スルギ(マドリードCFF)が招集された。
チ・ソヨンとチャン・スルギはこの日、先発メンバーに名を連ねた。2人はベル監督の期待にしっかりと応えた。
攻撃的MFとして出場したチ・ソヨンは前半6分、カン・チェリムがファウルを受けて獲得したPKを冷静に決め、早い時間に先制ゴールを作り上げた。彼女は2-0でリードしていた後半6分にも、強力な右足シュートでチーム3点目を記録した。
チャン・スルギは左サイドバックで出場したにもかかわらず、積極的な攻撃でミャンマーの守備陣を揺さぶった。チャン・スルギは後半28分にチュ・ヒョジュと交代されるまで活発な動きを見せ、ベル監督は彼女を拍手で迎えた。
また別の欧州組であるイ・グムミンも、後半33分にカン・チェリムに代わってピッチを走り、コンディションを引き上げた。
幸先の良い大量得点で初戦を制した女子サッカー韓国代表は、来る2月9日15時、ベトナムとグループステージ第2戦を行う。
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