異変はなかった。女子バレー韓国代表がVNL初戦で完敗を喫した。
フェルナンド・モラレス監督率いる女子バレー韓国代表(世界ランキング40位)は5月15日(日本時間)、ブラジル・リオデジャネイロで行われたFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)第1週の初戦で、中国(世界6位)にセットカウント0-3(15-25、16-25、14-25)で敗れた。
韓国はキム・ダイン(25)がセッター、カン・ソフィ(26)とチョン・ジユン(23)がアウトサイドヒッター、パク・ジョンア(31)がオポジットスパイカーとして出場。センターはイ・ジュア(23)とチョン・ホヨン(22)が務め、リベロとしてハン・ダヘ(29)が出場した。
モラレス監督が掲げた「スピーディーで多彩なバレー」は、初戦ということもあって上手くいかなかった。中国の高さに阻まれ、ブロック数で6対12と大きくリードされるなど、終始苦戦を強いられた。中国は4選手が二桁得点を記録した一方、韓国で二桁得点を挙げたのは12得点のカン・ソフィ一人のみだった。
韓国は複数の選手を活用して光明を見出そうとしたが、力不足だった。結局、全3セット通して20点に到達することなく、完敗で初戦を終えた。
これで韓国は大会28連敗目となった。2021年の3連敗に始まり、2022~2023年で計24試合全敗を喫した。そして今回、新シーズン最初の試合でも勝利できず、連敗の数を増やすことになった。
韓国は来る17日、開催国ブラジル(世界3位)と第1週2戦目を戦う予定だ。
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