今度はファン・ヒチャンが離脱…豪遠征中の韓国代表に暗雲が立ち込める

サッカー韓国代表の主力選手がまたもや離脱した。

韓国サッカー協会は11月13日、FWファン・ヒチャン(ハンブルガーSV)がオーストラリア遠征に参加しないことを伝えた。ファン・ヒチャンは太ももの負傷で招集リストから除外される。代替の抜擢はない。

ファン・ヒチャンは韓国代表の中心的FWだ。ベント監督就任後から着実に試合出場を果たしており、チリ、ウルグアイ、パナマ戦ではいずれも先発出場している。その突破力と豊富な運動量で攻撃陣をリードする“突撃隊長”でもある。

ファン・ヒチャンが離脱したことで、韓国代表の攻撃は重みがなくなるだろう。現在のメンバーのなかで、ファン・ヒチャンのようなタイプの選手がいないだけに、彼の離脱は大きい。

韓国代表の主力メンバーとして活躍しているファン・ヒチャン

相次ぐ戦力の離脱で、ベント監督の悩みはますます深まる見通しだ。今回のオーストラリア遠征には、ソン・フンミンとキ・ソンヨンが所属クラブとの協議の結果参加しておらず、懲戒を受けたチャン・ヒョンスも除外された。さらに11月12日の出発を前に、サイドバックのキム・ムンファンが太ももの負傷で離脱。そしてファン・ヒチャンまで招集されないこととなった。

(関連記事:ガンバ大阪ファン・ウィジョ、韓国代表の豪遠征を控え「ソン・フンミンなしでも問題ない」

ベント監督の立場としては起用するカードが減った状況で、オーストラリア(11月17日)、ウズベキスタン(11月20日)の2連戦の構想が難しくなった。

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