「韓日スーパースター対決が不発」大谷翔平欠場を嘆く韓国メディア…イ・ジョンフとの“再戦”期待も

韓国と日本、両国を代表するスーパースターの対決が不発に終わった。

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サンフランシスコ・ジャイアンツは本日(3月8日/日本時間)、米アリゾナ州スコッツデールでロサンゼルス・ドジャースとのオープン戦を戦う。

“韓国のスーパースター”ことイ・ジョンフ(25)は、ジャイアンツの「1番・中堅手」として先発出場する。一方、“日本のスーパースター”ことドジャースの大谷翔平(29)は休息のため欠場する。

イ・ジョンフ、大谷翔平
イ・ジョンフ(左)、大谷翔平

この日はジャイアンツのイ・ジョンフとドジャースの大谷、韓日を代表する選手同士の対決が期待された。偶然にも、両選手ともにオープン戦で最高の打撃感覚を誇示している。

昨年12月に6年1億1300万ドル(日本円=約169億6187万円)でジャイアンツと契約したイ・ジョンフは、オープン戦で連日MLBファンを驚かせている。現地の人々の視線を捉える打撃と成績を見せているのだ。

イ・ジョンフはオープン戦5試合で打率0.462(13打数6安打)、1本塁打、3打点、3得点、1盗塁、OPS(出塁率+長打率)1.302を記録。チームやアメリカ現地への適応期間も少ないなか、MLBで活躍するために順調な歩みを見せている。

一方、ロサンゼルス・エンゼルスを退団してドジャースと10年7億ドル(約1051億5247万円)という歴史的契約を結んだ大谷も、年俸と期待に見合う活躍をオープン戦で見せている。

昨年受けた右肘手術の影響で“二刀流”はできないが、打者として5試合で打率0.583(12打数7安打)、1本塁打、6打点、OPS 1.667を記録している。

振り返ると、イ・ジョンフと大谷の対決は昨年3月に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で実現した。

それから約1年ぶりに、今度はMLBに舞台を移して“韓日戦”を展開すると見られたが、ドジャースは大谷を先発から外した。スコッツデールへの遠征試合であることを勘案されたようだ。

韓日のスーパースター同士の対決は不発に終わったが、はたしてイ・ジョンフがドジャース相手にどんな活躍を見せるかに期待が集まる。

◇イ・ジョンフ プロフィール

1998年8月20日生まれ。日本・愛知県名古屋市出身。身長185cm。韓国のプロ野球選手。サンフランシスコ・ジャイアンツ所属。父親は1998~2001年に中日ドラゴンズに在籍したイ・ジョンボム(李鍾範)。高校卒業後の2017年にネクセン・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)でプロデビューし、同年の新人王を受賞。ゴールデングラブ賞(NPBのベストナインに相当)に2018~2022年の5年連続で選ばれており、2022年はシーズンMVPと打撃5冠(首位打者、最多安打、最多打点、最高長打率、最高出塁率)に輝いた。2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場した。2023年12月13日、米メジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツと6年総額1億1300万ドルで契約した。愛称は「韓国のイチロー」。

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