父そっくり?大リーグ伝説的投手の娘は、なぜVリーグに【直撃取材】

韓国の女子プロバレーボールVリーグで今、注目を集めている新外国人選手がいる。今季から興国生命ピンクパンサーズに所属するウィロー・ジョンソンだ。

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ウィローの父親はアメリカ・メジャーリーグ(MLB)で活躍した伝説的な投手ランディ・ジョンソン。歴代最多となる5回のサイ・ヤング賞に輝いた長身剛腕左腕と同じ背番号51番をつけて、今季から韓国でプレーする。

「前のチームでは背番号を4番にしたこともあるし、44番にしたこともあった。韓国では(4回や44回が)文化的に不幸を意味すると聞いた。それで家族の伝統を忘れないために51番を選んだ」

ウィロー・ジャクソン
ウィロー・ジャクソン

ランディ・ジョンソンは過去、アリゾナ・ダイヤモンドバックスで韓国のサブマリン投手キム・ビョンホンと同じ釜の飯を食べて、ワールドシリーズ優勝を成し遂げたことがある。

「韓国人選手とアリゾナで一緒に優勝した話を父から聞いた。韓国との縁が興味深いようだ。父も私がチャンスをつかみ、韓国でプロの夢が実現したことをとても喜んでいる」

2020年にオレゴン大学を卒業し、トルコやアメリカでプレー。身長191cmのオポジット・スパイカーであるウィロー。2022年と昨年に韓国のVリーグ・トライアウトに挑戦したが、どのチームからも声がかからず挫折も味わった。「とにかく興国生命でプレーできることが嬉しい。私にとっては大きなチャンスだと思う」と語る。

その抱負をアピールするかのように、ウィローは左側の髪をピンク色に染めた。興国生命のユニホームの色と同じだ。しかし、これは意図したことではないらしい。

ウィロー・ジャクソン
(写真提供=KOVO)ウィロー・ジャクソン

「以前から目立つヘアスタイルをしたくて、アニメーション『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターを真似した。(興国生命が)私を選択したとき、ちょうど髪色がピンク色だった。ここに来たのは偶然ではないようだ」

試合中はいつもエネルギッシュなウィロー・ジョンソン。「いつも元気いっぱいのスタイルだ。父親から受け継いだようだ」と笑う彼女の今後に注目だ。

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