Kリーグの水原三星が今冬最大の悩みを解決した。
キム・ミヌとの延長契約に事実上合意しのだ。
Kリーグ事情に詳しい関係者は1月3日、「水原とキム・ミヌの再契約交渉が大詰めを迎えている。細部の調整を経た後、近く公式発表する」と明らかにした。
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今年の冬、水原は2019年末で契約期間が終わったキム・ミヌとの再契約を最も重要な課題に据えていた。再契約交渉は最近、急ピッチで進展し、合意に至ったという。
水原との契約満了を控えたキム・ミヌには、古巣のサガン鳥栖からもラブコールがあったという。2000年から7年間、サガン鳥栖で活躍したキム・ミヌはJリーグでも評価されている。
兵役入隊のためにKリーグにやってきたときも、鳥栖からは兵役問題を解決した後、必ず戻ってきてほしいと要請するほどだった。 サガン鳥栖はキム・ミヌがつけていた背番号10を欠番したりした。
ただ、今季ACLを戦う水原は、攻撃陣の中心であるキム・ミヌの残留が切実だった。水原は複数年契約を通じてキム・ミヌの価値を認めたことが、延長契約に大きな影響を与えたという。
今回の契約で水原はキム・ミヌを「“ポスト”ヨム・ギフン」に決めた。キム・ミヌは尚州時代に主将を務めながら、リーダーシップでも合格点をもらった選手だ。ヨム・ギフンを引き継ぐ水原の顔であり、エースとして活躍することが期待される。
Jリーグで活動したあと、2017年に水原のユニホームを着たキム・ミヌは、Kリーグデビュー初年度に30試合を消化し、6ゴール5アシストを記録。チームの主軸として活躍した。
その後、2018年は軍入隊を通じて尚州尚武に合流して2シーズンをプレー。56試合で4ゴール3アシストを記録した。軍服務期間だった2018年にはロシアW杯最終エントリーに名を連ね、世界最高の舞台も踏んでいる。
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