韓国のイチロー、大谷翔平との比較に“強い拒否感”を示す…その理由は?

サンフランシスコ・ジャイアンツと1億ドル越えの大型契約を結んだイ・ジョンフ(25)が、世界的な野球スター大谷翔平(29、ロサンゼルス・ドジャース)とともに取り上げられることに強い拒否感を示した。

【写真】大谷翔平を生観戦した韓国の長身美女

”韓国のイチロー”とも呼ばれるイ・ジョンフだが、彼にとって、大谷はライバルではなく憧れであり、目標の存在だからだ。

ジャイアンツ入団式を盛大に終えたイ・ジョンフは、12月19日夕方に仁川(インチョン)国際空港を通じて韓国に帰国した。

当初の予定より2時間遅れての到着だったが、疲れた様子も見せず、明るい笑顔で報道陣の前に立った。

”韓国のイチロー”「自分は大谷選手に匹敵しない」

今月13日、ナ・リーグ西地区伝統の強豪ジャイアンツと6年1億1300万ドルの契約で合意したイ・ジョンフ。4年目終了後のオプトアウト条項も含まれた超大型契約で、メジャー進出の夢を叶えた。

そして偶然、大谷も同時期にナ・リーグ西地区のドジャースと北米プロスポーツ史上最大規模となる10年7億ドル契約を結んだため、イ・ジョンフと“リンク”している。

ジャイアンツとドジャースのライバル関係にイ・ジョンフと大谷の“日韓対決”という新たな見どころが加わったことで、両国を代表する看板スター選手の真剣勝負に関心が集まっている。

大谷翔平
大谷翔平

大谷とともに取り上げられることは光栄なことにも思えるが、イ・ジョンフ本人の考えは違った。

「自分は大谷選手と比較にならない選手だ」というイ・ジョンフは、「大谷選手は世界的に野球が最も上手い選手だが、自分はまだ始まったばかりの段階だ。実際、契約金額もそうだが、比較にもならない。あまり比較しないでほしい」と懇願した。

ジャイアンツ入団会見でも、イ・ジョンフは現地メディアから大谷をライバルとして迎えることになった感想を尋ねられ、簡単に答えることができなかった。結局、「とりあえず頑張ります」と短い覚悟を伝えただけだった。

それだけではなく、“ペット”の存在も大谷と比較され、注目を集めている。

大谷はドジャース入団会見で愛犬の名前を「デコピン」と明かし、話題を集めた。イ・ジョンフもジャイアンツ入団式で愛犬「カオ」が現地の集中的な注目を受けた。

イ・ジョンフは「球団で年に2回、“ペットの日”があるという。自分も犬を飼っているので、球団が紹介してくれたのだと思う」とし、「大谷選手もペットがいるそうだが、比較なんて話にならない。自分は大谷選手に匹敵するような選手ではない」と伝えた。

イ・ジョンフ
イ・ジョンフ

では、今後大谷と同等に取り上げられるような選手になるためには、どのような努力が必要だろうか。

イ・ジョンフは「今年、打撃フォームを変えてみたが、アメリカでこれを高く評価してくれた。最も上手くやれているときに変化を与えながらしようとした姿も高い評価を受けた。まずは自らメジャーにぶつかってみるつもりだ。体が剛速球に会うように変化するだろう。自分はまだ幼い。早く適応できると思う」と自信を示した。

契約期間には人生初のチャンピオンリングを獲得するという力強い目標も掲げた。

イ・ジョンフは「韓国プロ野球で優勝したことがなかったので、優勝してみたい。一日一日最善を尽くせば良い結果が出る。何とかチームの勝利に役立ちたい」と伝えた。

(記事提供=OSEN)

◇イ・ジョンフ プロフィール

1998年8月20日生まれ。日本・愛知県名古屋市出身。身長185cm。韓国のプロ野球選手。サンフランシスコ・ジャイアンツ所属。父親は1998~2001年に中日ドラゴンズに在籍したイ・ジョンボム(李鍾範)。高校卒業後の2017年にネクセン・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)でプロデビューし、同年の新人王を受賞。ゴールデングラブ賞(NPBのベストナインに相当)に2018~2022年の5年連続で選ばれており、2022年はシーズンMVPと打撃5冠(首位打者、最多安打、最多打点、最高長打率、最高出塁率)に輝いた。2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場した。2023年12月13日、米メジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツと6年総額1億1300万ドルで契約した。愛称は「韓国のイチロー」。

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