日本ツアー復帰アン・シネも!畑岡らも戦う「アジアパシフィックカップ」、韓国勢の顔ぶれは?

5年ぶり日本ツアー復帰が決まったアン・シネ(32)を筆頭に、多くの韓国女子ゴルファーが“アジア国家対抗戦”に出場する。

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アジアゴルフリーダーズフォーラム(AGLF)は12月6日、「12月21日からインドネシア・ジャカルタのポンドックインダGCで行われる第2回シモーネ・アジアパシフィックカップに手通常する16カ国58人の選手が全員確定した」と発表した。

「シモーネ・アジアパシフィックカップ」はアジア太平洋地域の女子ゴルフ発展のため、AGLFと各国ゴルフ協会が教務協約を結び開催する国家対抗戦のイベント大会だ。

3日間で個人及び団体戦を行い、優勝者及び優勝国を決める方式で行われる。

個人戦は54ホールのストロークプレー、団体戦は国別に2人1組のスコア合算で順位を決める。

アン・シネ「良い姿を見せるのが目標」

団体戦ディフェンディングチャンピオンの韓国は、今年も豪華な陣容を揃えた。

キム・ミンビョル
(写真=AGLF)キム・ミンビョル

まず、2023年シーズンの韓国女子ツアー新人王に輝いたキム・ミンビョル(19)がファン・ユミン(20)とチームを組んだ。

キム・ミンビョルは「久しぶりの海外での大会なので楽しみだ。(ファン・)ユミンさんと一緒に良い結果を出したい。暑い国では適応が簡単ではないと思うが、楽しみながらプレーするつもりだ」と伝えた。

ファン・ユミン
(写真=AGLF)ファン・ユミン

同い年の韓国女子ゴルフ看板スター、イ・ダヨン(26)とイ・ソミ(26)も”親友の絆”を披露する計画だ。

イ・ダヨンは今季、レディースアジアツアーの一環として行われた「ハナ金融グループ・チャンピオンシップ」とメジャー大会「Creas F&C 第45回KLPGAチャンピオンシップ」で優勝しており、韓国ゴルフファンの間では大型大会の強者として知られている。

イ・ダヨン
(写真=AGLF)イ・ダヨン
イ・ソヨン
(写真=AGLF)イ・ソヨン

再起の信号弾を放ったイム・ヒジョン(23)はチョン・ソイ(21)と呼吸を合わせる。2021年に韓国女子ツアー・デビューを果たしたチョン・ソイは、シーズン終盤の2大会連続でトップ10入りを果たした。

K-ゴルフの女帝トロイカに選ばれたペク・ギュジョン(28)も、日本ツアーの最終予選会(QT)を15位タイで勝ち抜いたアン・シネとベテランの実力を発揮するために出場する。

アン・シネは「日本ツアー復帰のための冬季トレーニングに先立ち、アジアパシフィックカップで良い姿を見せるのが目標」と戦意を燃やした。

アン・シネ
(写真提供=KLPGA)アン・シネ

アマチュアの有望株にも注目だ。アマチュアランキング1位のイ・ヒョソン(15)と“国家代表エース”キム・ミンソル(17)が出場の意志を明らかにした。女子中学生のトップランカーと、女子高生の代表選手が放つアンサンブルにはすでに関心が集まっている。

韓国の強力なライバルとなるタイは、昨年の米国女子ツアー新人王に輝いたアタヤ・ティティクル(20)や、ハナ金融グループの後援を受けているジャラビー・ブンチャン(24)、今季米国女子ツアー「ポートランド・クラシック」で優勝した新鋭シャネッティ・ワナセン(19)など精鋭で出場する。

杭州アジア大会の団体戦優勝に貢献したアマチュアのもタイ代表として参加し、韓国の2連覇阻止に総力を傾ける見通しだ。

アタヤ・ティティクル
(写真=AGLF)アタヤ・ティティクル
畑岡奈紗
(写真=AGLF)畑岡奈紗

なお、日本からも畑岡奈紗(24)、高野愛姫(19)、西畑萌香(25)、馬場咲希(18)など、日米ツアーで活躍中のスターが登場する予定だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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