韓国Kリーグ1・2部の全25チームが、2024年シーズンのKリーグ1参加資格に該当する「2024 Kリーグ1ライセンス」を取得した。
韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)は、クラブライセンス制度を通じてKリーグ参加チームが備えるべき要求事項と諸般事項を規定化している。
したがって連盟は、毎年行われるクラブ資格審議委員会を通じて、各チームがKリーグライセンス取得のために提出した書類審査と現場実態調査結果などを基に、ライセンス認証審議を進行する。
クラブ資格審議委員会は、クラブライセンス発給を審議する独立した機構であり、ライセンス申請チームがKリーグクラブライセンス規定に基づいた基準を充足したかを評価し、発給可否を決める。
Kリーグライセンス発給基準は「スポーツ、施設、人事および行政、法務、財務」の計5分野で構成されている。
今回のクラブ資格審議委員会は11月3日に行われ、この場で、今年6月から9月まで各チームが提出した書類を分野別に審査し、基準が満たされたことを確認した。
Kリーグ1試合会場の座席数基準を満たせなかった金浦(キムポ)FCの場合、先月行われたKリーグ第7次理事会の結果を反映してKリーグ1ライセンス承認を議決した。
Kリーグ1・2部全チームが「2024 Kリーグ1ライセンス」を取得したことにより、2024年シーズンのKリーグ1参加チームは今シーズンの最終成績によって決定される。
一方、クラブ資格審議委員会はライセンス審議とともに、今季発生したKリーグ主要懸案及び課題を検討し、これと関連した改善策をクラブライセンス規定に反映する案を議論する時間を設けた。
連盟は今回の委員会で出た意見を基に、今後Kリーグ1クラブライセンスの基準を強化する計画だ。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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