男子バスケットボール韓国代表の“杭州惨事”が続いている。イランにも敗れ、7~8位決定戦まで転落した。
ただ、その相手が日本だ。最後の最後、自尊心を回復するチャンスが与えられた。
チュ・イルスン監督率いる韓国は、10月4日(日本時間)に行われた杭州アジア大会・男子バスケの5~8位決定戦でイランに82-89で敗れた。
イランに敗れ7~8位決定戦に追い込まれた韓国は、日本と再会することになった。
韓国は本日(6日)、日本との7~8位決定戦を戦う。日本も4日の5~8位決定戦でサウジアラビアに74-79で逆転負けしていた。
韓国の“杭州惨事”の出発点が、まさに日本戦だった。
日本は直近行われたバスケW杯の代表候補25人にも入らなかった“2陣級”で構成されたメンバーだったが、韓国はグループステージで77-83と敗れた。
韓国は日本戦の敗北によって準々決勝進出決定戦を戦わざるを得なくなり、続く準々決勝で優勝候補の中国に70-84で完敗した。
日本に敗れてすべてがこじれた韓国は雪辱を狙っている。
まずは日本のスペーシングバスケ、3点シュートを防ぐことが課題だ。
日本はサウジアラビア戦でシュート成功率が31%と振るわなかった。リバウンド数も29回-50回と押され、高さの劣勢に置かれると、3点シュートも決まらず敗戦となった。
韓国は2006年ドーハ大会(5位)以来、17年ぶりにメダルを逃したのはおろか、アジア大会史上最悪の結果に終わることになった。
それでも、最後の戦いで日本と再会することになっただけに、宿命のライバルを倒して傷ついた自尊心を少しでも回復したいところだ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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