韓国野球委員会(KBO)は11月28日、SKワイバーンズのキム・グァンヒョンに対するポスティングをメジャーリーグ(MLB)事務局に要請したと明らかにした。
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メジャーリーグの30球団は、事務局がポスティングを告知した翌日の午前8時(アメリカ東部時間基準)から30日目の午後5時まで、キム・グァンヒョンとの契約交渉が可能だ。
契約を締結した場合、米韓選手契約協定に基づく移籍金をSKに支払わなければならない。
交渉有効期限まで契約に至らなければ、ポスティングは終了し、キム・グァンヒョンは2020年11月1日までポスティング資格を得ることができない。
キム・グァンヒョンは2017年シーズンを控えて、SKと4年85億ウォン(約8億5000万円)のFA契約を結んだ。まだ契約期間が残っているわけだが、本人の挑戦意欲が高く、SKは悩んだ末に彼の意思を尊重した。
キム・グァンヒョンはFA選手ではないため、ポスティングシステムを通じてだけ、メジャー進出ができる状況だ。
キム・グァンヒョンは2019年シーズン、190.1イニングで奪三振180個、防御率2.51とWHIP(投球回あたり与四球・被安打数合計)1.24を記録。2008年北京五輪の予選と準決勝の日本戦に先発し、いずれも試合で韓国が勝利したため“日本キラー”と呼ばれた。2019年プレミア12では韓国代表として2試合に先発登板した。
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