「バットで尻を叩きました」韓国プロ野球選手、高校時代の体罰加害を認め謝罪「後悔しています」

韓国のプロ野球選手が、学生時代に後輩に体罰を加えたことを認めて謝罪した。

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KTウィズに所属する外野手ペ・ジョンデ(28)は8月17日、自身のSNSを通じて、高校時代のいじめ加害が発覚した点を謝罪し、当時の状況を説明した。

ペ・ジョンデは城南(ソンナム)高校2年生だった2012年、台湾でキャンプを行った当時、3年生主導による団体での体罰があった際、2年生の主将として1年生の後輩たちに体罰を加えたことを認めた。

当時、ペ・ジョンデは後輩たちの尻をバットで3回ずつ殴ったが、体罰後に後輩たちに謝罪し、以降はいかなる暴行や暴言もしなかったという。彼は「運動部の悪習を無批判的に受け入れたことに対し心より反省し、後悔しています」と明らかにした。

また、インターネットコミュニティにいじめ被害の暴露文を投稿した人物に対し、謝罪や補償の要求に最大限応じようとしたが、合意に至らなかったとし、代理人を通じて引き続き連絡を取ると伝えた。

1995年6月生まれのペ・ジョンデは、2014年のKBO新人ドラフト2次指名で全体3番目でLGの指名を受けた。指名当時は「5ツールプレイヤー」として注目を集め、翌2015年に新生球団の特別指名を通じてKTに移籍した。

その後、2020年より主力中堅手の座を掴み、着実に活躍を続けていた。今季成績は打率0.285(165打数47安打)、1本塁打、24打点、29得点、6盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.699としている。

ペ・ジョンデ

以下、ペ・ジョンデの投稿全文。

こんにちは、KTウィズのペ・ジョンデです。

まずはオンライン上に掲載されたイシューでファンの方々にご心配をおかけし、申し訳ございません。

私は城南高校2年生在学中の2012年、台湾転地訓練に参加しました。

当時、3年生の先輩たちの主導の下で団体で体罰があり、2年生の主将だった私は1年生の後輩たちに体罰を加えた事実があります。後輩たちの尻をバットで3回ずつ殴りました。

体罰後、後輩たちに謝罪し、以降はいかなる暴行や暴言もありませんでした。一緒に転地訓練に参加した後輩たちを通じて再度事実を確認し、多数の後輩たちが自発的な陳述意思も表明しました。

運動部の悪習を無批判に受け入れたことを心から反省し、後悔しています。

これに対し当初、該当文の掲示者に謝罪及び補償の要求に最大限応じようとしました。しかし合意点に至らず、今後は代理人を通じて当事者と連絡を取る予定です。

ありがとうございます。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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