元サントリー荻野正二監督率いる韓国チームがカップ戦優勝!準決勝では日本のパナソニック破る

元サントリーサンバーズの荻野正二監督が、新たに就任した韓国Vリーグ男子部のOK金融グループ・ウトメンをカップ戦初優勝に導いた。

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荻野監督率いるOK金融グループは8月13日、慶尚北道(キョンサンブクト)亀尾(クミ)市の朴正熙体育館で行われたKOVOカップの男子部決勝で、サムスン火災ブルーファングスをセットカウント3-1(25-23、22-25、25-23、25-20)で破り優勝した。

荻野監督就任で明らかにチームが変化したOK金融グループは、2013年の創設以降で初めてKOVOカップ優勝を成し遂げた。同大会では過去3回決勝に進出したことがあったが、いずれも準優勝に終わっていた。

試合後、荻野監督は「成長できる大きな選手たちだ。優勝することは考えていなかった。6月1日にチームに来て、約2カ月が過ぎた。公式大会に出場したことには意味がある。選手層を厚くするために努力する」と、優勝の感想を簡潔に述べた。

(写真提供=KOVO)優勝トロフィーを掲げる荻野正二監督

OK金融グループは今大会、グループステージを2勝1敗で2位通過すると、準決勝では招待チームのパナソニックパンサーズにフルセットの末勝利し、その勢いのまま決勝も制した。

荻野監督は就任2カ月でOK金融グループを一変させた。この過程にあるのが、緻密なコミュニケーションだ。

荻野監督は「監督やコーチ、そして選手たちが、上下関係ではない水平的な環境にある。食事の席でも、コーチングスタッフと監督が混ざっている。コーチたちが発言をしなければ、(選手たちが)考えていることを話せるきっかけを作ることができる。そうしてお互いの信頼関係が形成される。楽しくやっている。コーチたちも“色んな発言をしてほしい”と注文している。その点が、ほかのチームとは違って見える部分だろう」と説明した。

2023-2024シーズンのVリーグ男子部は来る10月に開幕する。

荻野監督は最後に、「個人とチームの実力を上げていく計画だ。我々はまだ個人スキルが不足している。このような部分を今後強化していく」とし、「カップ戦とリーグ戦は違う。(リーグ戦は)スケジュール的に大変だ。負傷者が出る可能性がある。多くの選手が活躍しなければならない。すべての選手が同じように練習をし、下にいる選手も上昇できるようにする。“チームが明るくなって変わった”と感じてもらいたい」と伝えた。

(写真提供=KOVO)選手たちに胴上げされる荻野監督

なお、荻野監督率いるOK金融グループでは、昨季までヴィクトリーナ姫路の監督を務めた安保澄氏がコーチを務めている。

そのほか、男子部のソウルウリィカード・ウリィWONに元パナソニックパンサーズの大竹壱青(27)、水原(スウォン)KEPCOビクストームに元パナソニックの伊賀亮平(29)、女子部の興国生命ピンクスパイダーズに元デンソーエアリービーズの東谷玲衣奈(23)といった日本人選手が所属している。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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