世界1位最長の韓国女子ゴルファー、母国大会で無念の途中棄権…一体何があった?

2023年08月05日 ゴルフ #韓国女子ツアー

女子ゴルフ世界ランキング1位を史上最長期間維持した韓国女子ゴルファーが、母国で出場した大会で途中棄権を余儀なくされた。

【写真】韓国女子ゴルファー、プライベートの大胆姿

コ・ジンヨン(28)は8月4日、韓国・済州島(チェジュド)済州市のブラックストーン済州(パー72/6626ヤード)で行われている韓国女子ツアー「第10回済州三多水マスターズ」(賞金総額10億ウォン=約1億円)の第2ラウンド途中、左肩の痛みにより棄権した。

大会初日の3日、コ・ジンヨンは真夏の蒸し暑さと済州島の激しい強風にさらされるなか、3オーバーの「75」を記録して48位タイで終えた。

そして2日目の4日、8時35分に10番ホールから第2ラウンドをスタートしたが、16番ホールまで回った直後に棄権を宣言した。

コ・ジンヨンが韓国女子ツアーの大会に出場したのは、2021年10月の「BMW女子選手権」以来22カ月ぶりのことだ。

当時、米国女子ツアーと共同開催された同大会でコ・ジンヨンは優勝。韓国人選手が米国女子ツアーで獲得した通算200勝目だっただけに、より意味のある優勝だった。

優勝トロフィーを掲げたコ・ジンヨンはネリー・コルダ(25)を抑え、世界ランキング1位に復帰した。自身の母国で良い思い出を手にし、アメリカに帰ったわけだ。

(写真提供=KLPGA)「第10回済州三多水マスターズ」第1ラウンドでのコ・ジンヨン

ただ、米国女子ツアーで2勝を収めたものの、最近の大会では満足できる結果を挙げられずにいた。

コ・ジンヨンは去る7月30日に閉幕した米国女子ツアーのメジャー大会「アムンディ エビアン選手権」で、20位タイと期待を下回る結果に終わった。最新の世界ランキングでも、コルダに抜かれ2位に1ランクダウンした。

コ・ジンヨンの今回の母国訪問は、成績を離れてゴルフそのものを楽しみ、良い記憶を抱いて再び世界ランキング1位に返り咲くための覚悟を固める機会だった。それだけに、大会を棄権してしまうのは残念でならない。

何より、コ・ジンヨン自身が大会前、「韓国女子ツアーに参加することだけでも特別な気分だ。ファンと直接出会えることを考えると、とてもワクワクして幸せだ」とし、「ファンと家族の応援のなかでプレーできるという考えで、安心した気持ちが大きい」と語った経緯がある。

傷心が大きくならざるを得ないことがわかる部分だ。

実際、無理なスケジュールも悪影響を及ぼしたものとみられる。

コ・ジンヨンは「アムンディ エビアン選手権」を終えてすぐに韓国に帰国した。そのため、時差や天候によるコンディション低下を避けられなかった。

初日の第1ラウンドを終えた後も、コ・ジンヨンは「後半に少し暑さに見舞われ、ボールとホールカップが動き続けるような感覚だった。体力的な惜しさがあった」と打ち明けていた。

(写真提供=KLPGA)「第10回済州三多水マスターズ」第2ラウンドでのコ・ジンヨン

コ・ジンヨンのマネジメントを務めるセマ・スポーツマーケティングの関係者は、「コ・ジンヨンがグリーンでショットが乱れるのは我慢していたが、肩に張りが来たことで棄権することになった」とし、「本人はプレーを継続しようとする意志が強かった」と伝えた。

久しぶりの韓国女子ツアーを無念の棄権で終えることになったコ・ジンヨン。今後は休息を取ってイギリスに移動した後、来る10日からスタートする今季米国女子ツアー最後のメジャー大会「AIG女子オープン(全英女子オープン)」の準備に入る予定だ。

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