オ・ジファン（元LGツインズ）とパク・ヘミン（サムスン・ライオンズ）が兵役免除獲得を理由に選抜されたのではないかという疑惑が持ち上がったためだ。
プロ選手がアマチュア大会のアジア競技に参加し、簡単に金メダルを取ることが国威宣揚なのかという問題を政界で提起した。
特に、野球は日本と台湾を除けば、中高校生レベルにも及ばない国が多いうえ、日本が精鋭メンバーを選抜しないなど、公平性をめぐる議論が巻き起こった。
しかし韓国政府は、「アジア大会で一部の団体種目が選手選抜で公平性をめぐる議論を呼び起こしたが、国民の士気向上に与える効果が大きい。またアジア大会を基準から外すと、人気のない種目の存立は難しくなる」と、従来の枠組みを維持する理由を説明した。
その代わりとして政府は、代表選考過程と恩恵を受けた選手のボランティア活動移行過程を徹底的に管理するという意志を示した。
文化体育部は「大韓体育会の国家代表選抜規定に、選抜方式、手続き、要件など選抜関連の核心事項を明示し、国家代表選抜の具体的基準・過程および関連資料を対外公開するなど、公正性と透明性を大幅に強化する」と強調した。
ボランティア活動も文化体育部が事前に指定した機関で公益服務の形にしなければならない。 4回以上履行実績の不備などで警告措置を受けると、告発される。
1日最大認定時間は16時間から8時間に減ったが、従来のボランティア活動時間に含まれた移動時間は認められない。
