男子バレーボールのアジアクラブ選手権で、主力不在の韓国チームが日本チーム相手に完敗を喫した。
大韓航空ジャンボスは5月18日、バーレーンで行われているアジアクラブ選手権の1~8位ラウンドでサントリーサンバーズにセットカウント0-3(21-25、19-25、19-25)で大敗した。この日の敗北で、大韓航空はベスト4進出に失敗した。
大韓航空はセッターのハン・ソンス(37)、外国人選手のリンカーン・ウィリアムズ(29)、ミドルブロッカーのキム・ギュミン(32)など、主力選手が不在のなかで今大会に臨んでいた。
一方、サントリーにはドミトリー・ムセルスキー(34)という世界的な巨砲がいた。ムセルスキーはブロック1点、サービスエース1点を含む15得点(アタック成功率59%)を記録し、サントリーを勝利に導いた。
敗北より痛かったのはムセルスキーの発言だ。彼は大韓航空について、「率直に言って日本のリーグで9~11位レベル」と評価した。
日本のVリーグは10チームで構成されているため、大韓航空が最下位レベル、あるいは日本では珍しいぐらいに戦力が弱いという酷評と捉えることができる。
そんな大韓航空は、昨季の韓国Vリーグ統合優勝チームだ。KOVOカップ、レギュラーシーズン、チャンピオン決定戦の3大会すべてで頂点に立った絶対強者である。
例え主力選手が不在だったとはいえ、対戦相手からこのような評価を受けてしまうのは、韓国Vリーグの立場としては嬉しくないだろう。
なお、大韓航空は本日(19日)、バヤンホンゴル・クラウン・ゲオVC(モンゴル)と対戦する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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