コ・ジンヨン(27)やチョン・インジ(28)ら韓国女子ゴルフのツヨカワ・クイーンたちが、国家対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン」で名誉回復に乗り出す。
8カ国が参加する今大会は、世界最高の選手たちが国の威信とプライドをかけて一本勝負を繰り広げる。
アメリカ女子プロゴルフツアー(LPGA)は5月4日(現地時間)から7日まで、米カリフォルニア州サンフランシスコのTPCハーディングパークで国家対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン」を開催する。
2014年から行われてきた同大会は2018年以降、新型コロナウイルス感染症の影響で開催できずにいたが、今年は5年ぶりに開催されることになった。
今大会には韓国、アメリカ、日本、タイ、スウェーデン、イングランド、オーストラリア、中国の8カ国が参加する。
出場資格は4月3日の世界ランキングを基準に各国上位4人に付与された。
このため、韓国からはコ・ジンヨン、キム・ヒョージュ(27)、チョン・インジが出場権を手にした。さらに、韓国女子ツアーの日程と重なることを理由に不参加を表明していたパク・ミンジ(24)の代わりに、チェ・ヘジン(23)が合流することになった。
最強メンバー擁する韓国が挑むのは大会2連覇だ。昨年から不振が続くLPGA韓流ブームを復活させるためにも、韓国は優勝が期待されている。
第2シードの韓国は、日本、タイ、オーストラリアとともにB組に属することになった。A組には第1シードのアメリカを含めスウェーデン、イングランド、中国が属する。
B組で韓国の最大のライバルになり得るのは日本だ。畑岡奈紗(24)、古江彩佳(22)、笹生優花(21)、渋野日向子(24)の4人が選ばれている。
韓国が1次リーグを通過した際には、最も強力なライバルとしてアメリカが浮上する。
アメリカは世界ランキング1位のネリー・コルダ(24)を筆頭に、レクシー・トンプソン(28)、リリア・ヴ(25)、ダニエル・カン(30)が選抜され、大会優勝を狙っている。
「インターナショナルクラウン」は2013年1月、女子ゴルフブーム造成の目的でゴルフ国家対抗戦を提案したマイク・ワンLPGAコミッショナーの主導で生まれた。
大会の賞金総額は200万ドル(日本円=約2億7490万円)。 優勝国には50万ドル(約6872万円)が与えられ、4人の選手がそれぞれ12万5000ドル(約1718万円)を分け合うことになるが、はたしてその名誉と富を手にするのはどの国か。
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