“メガネ先輩”カーリング女子キム・ウンジョンが復帰後初優勝!2022年北京五輪を見据える

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「復帰後の初優勝、おめでとうございます!」

10月26日、鎮川(チンチョン)国家代表選手村カーリング場で行われた第19回会長杯全国カーリング大会の女子一般部で優勝した慶北(キョンプク)体育会“チーム・キム”のグループトークに、大会後こんなメッセージが流れた。

このメッセージを見て、少し驚きを感じたメンバーがいた。1年ぶりにリンクに戻ってきた女子カーリングの前韓国代表のスキップ、“メガネ先輩”ことキム・ウンジョン(29)だ。

【インタビュー】韓国カーリングの“メガネ先輩”「ママさん選手として」

キム・ウンジョンは普段の遊び心あふれるものとまったく異なる誠実なメッセージに、知らない人が送ったのかと疑ったという。だが、まぎれもなくそのメッセージは“チーム・キム”のグループトークに送られたものだった。

このメッセージは、1年間リーダー不在の中で苦難を乗り越えてきたチームメイトが、キム・ウンジョンの復帰を心から祝い、優勝という結果を得られたことへの感謝を表したものだ。

キム・ウンジョンは10月29日、本紙『スポーツソウル』との電話取材で「私がいない間スキップを務めていた(キム・)ギョンエをはじめ、全員のスキルが上達しました。自分のなかで復帰してうまくプレーできるかという不安も感じていましたが、このようなメッセージを送ってくれたことを本当にありがたく感じています」と、嬉々とした声で語ってくれた。

キム・ウンジョンやキム・ソンヨン、キム・チョヒ、キム・ギョンエ、キム・ヨンミで構成された“チーム・キム”(メンバー全員の名字がキムであることから)は、昨シーズン韓国代表として国際大会にも出場していた春川(チュンチョン)市庁を会長杯決勝で破り、頂点に立った。

2018年平昌冬季五輪のカーリング女子で銀メダルを獲得し、韓国で一躍“神話”とまで呼ばれたキム・ウンジョンは、結婚と妊娠を機に1年間競技から距離を置いた。そして、今年5月に第1子を出産して8月に電撃復帰を発表すると、実戦へ戻るためのコンディショニングに尽力し、見事実戦復帰に成功した。

キム・ウンジョンは「久しぶりにリンクに立ったとき、まだコンディショニングが万全ではなかったのか、不安な気持ちが大きかったです。ドローかテイクアウトか、その感覚も掴めないほどでした」と、実戦復帰した際の心境を振り返った。

また、「8月の復帰後からピラティスで筋力を鍛えたことが良かったみたいです。イム・ミョンソプ監督やチームメイトも激励してくれましたし、今はまだ完璧ではないと自ら判断もできたので、より集中できました。私たちの目標は会長杯ではなく2022年の北京冬季オリンピックなので、今は結果よりも内容を重視しようという話もしました」と付け加えた。

チームを離れているときも、キム・ウンジョンは後輩の試合を見ながら戦略などについて意見も述べた。リンクの外からカーリングを見ることで、より考えを深めることができた。

「外から試合を見ることで、以前よりも戦略などさまざまな面で考えることができました。それでも実際にリンクに入ると、感覚も変わるみたいです。適応には時間がかかりました」と彼女は笑った。

キム・ウンジョンは、自分がいない間スキップの代役を務めたキム・ギョンエを筆頭に、後輩たちが進化していることを何よりも強調した。

彼女は「後輩たちはどうカーリングをするか自ら考えてプレーすることで、格段に成長し積極さも生まれました。チームの成熟度も高まったようです。もう私がいなくても、十分に優勝できる実力は持っています」と誇らしげに話した。

2022年北京オリンピックを目指し、心身ともに充実したチーム作りをキム・ウンジョンはイメージしている。

「まずは私が以前の感覚を取り戻すこと。昨年の平昌五輪前はチームの調子に波がありましたが、これからは着実にプレーできるチームに変わらなければなりません。より強くなった“チーム・キム”となれるよう、全力で取り組んでいきたいです」と強く意気込んだ。

“ママさん選手”キム・ウンジョンを先頭に、“チーム・キム”が第2の全盛期へ向かって力強い一歩を踏み出している。

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