4月1日に2023年シーズンが始まる韓国プロ野球KBOリーグで、開幕前日に緊急事態が発生した。
ソウル中央地検が3月31日午前、韓国野球委員会(KBO)のマーケティング子会社であるKBOPを家宅捜索したことがわかった。
KBOPはプロ野球放映権事業をはじめ、スポンサーシップ選定管理、公式スポンサー誘致管理、各球団から委任された統合商品化事業などを担当している会社だ。
検察はこの数カ月間、テレビ放映権契約関連の捜査に乗り出していた。
そして最近、KBOP関係者の背任・収賄容疑と関連した事件を警察から送致され、本日午前に強制捜査を実施したという。
検察の今回の家宅捜索は、プロ野球開幕を翌日に控えた状況で行われたという点で、大きな波紋が広がる見通しだ。
韓国プロ野球界は最近まで行われた2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での惨事に続き、選手の未成年者への性犯罪、球団GM(ゼネラルマネージャー)の裏金要求など、事件や事故が絶えない状態だ。
(記事提供=OSEN)
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