大谷に「故意死球」発言投手が日韓戦キーマン?崖っぷち韓国、侍ジャパン相手に起死回生なるか【WBC2023】

韓国は代表チームが構成されて以降、初戦のオーストラリア戦に焦点を合わせて準備を進めてきた。オーストラリアを下し、準々決勝進出の9合目を越えるという意志だった。

試合に出る投手の組み合わせを構成し、継投の戦略を立てることに心血を注いだ。来日し、大阪で行った強化試合まで修正と補完の作業は続いた。

イ・ガンチョル監督は「従来は活用する投手を少なく考え、(一人ひとりが)多くのイニングを投げなければならないと思っていたが、強化試合を通じて2~3人の投手が追加された。イニングを短く切っていくこともできる」と、従来のプランの変化をほのめかした。

しかし、結果から言えば失敗だった。先発のコ・ヨンピョ(31、KTウィズ)と2番手のウォン・テイン(22、サムスン・ライオンズ)、3番手のチョン・チョルウォン(23、斗山ベアーズ)までは問題なく、彼らが持ちこたえている間に打線が4点を取って逆転し、戦略が合致するようだった。

だが、ソ・ヒョンジュン(21、KTウィズ)、キム・ウォンジュン(29、ロッテ・ジャイアンツ)、ヤン・ヒョンジョン(35、KIAタイガース)につながる7~8回の区間で問題が生じ、結果的に8失点を喫する“マウンド惨事”が起きた。

指揮官も「ソ・ヒョンジュンを選んだことが敗因だった。制球が良く、アウトカウントを稼げる安定した投手と思って登板させたが、そこで3点を与えたことで流れを相手に与えてしまったと思う」と話した。

(写真提供=OSEN)キム・ウォンジュン

ただひたすら勝利だけを考えていたオーストラリア戦を落としたことで、“韓日戦”に負担が生じた。

ひとまず、準々決勝進出のためには“韓日戦”で勝利しなければならない。“韓日戦”の敗北は1次ラウンド敗退と同義語になり得る。結局、投手のオールインは選択ではなく必須となる。

まずは15年前の2008年北京五輪のように、キム・グァンヒョン(34、SSGランダース)が“韓日戦”の負担を背負って先発登板する。そして、前日に先発で45球を投げたコ・ヨンピョを除くすべての投手が待機する見通しだ。

オーストラリア戦で登板しなかったイ・ウィリ(20、KIAタイガース)、ク・チャンモ(NCダイノス)、チョン・ウヨン(23、LGツインズ)、パク・セウン(27、ロッテ・ジャイアンツ)、キム・ユンシク(22、LGツインズ)、クァク・ビン(23、斗山ベアーズ)は当然、ブルペンで待機する。

また、6日のオリックス・バファローズ戦で負傷降板した守護神コ・ウソク(24、LGツインズ)の復帰も望まなければならない。オーストラリア戦では終盤の投手崩壊が敗北に直結しただけに、KBOセーブ王の実力を誇るコ・ウソクがいかに日本の強力打線を抑えられるかが勝敗のカギを握るだろう。

(写真提供=OSEN)コ・ウソク

もちろん、オーストラリア戦で途中から登板したウォン・テイン(26球)、チョン・チョルウォン(5球)、ソ・ヒョンジュン(11球)、キム・ウォンジュン(13球)、ヤン・ヒョンジョン(7球)、イ・ヨンチャン(22球)も連騰を準備しなければならない。

WBCには球数制限の規定があるが、1次ラウンドは最大65球まで投げることができ、50球以上投げた場合は中4日の球速を設ける必要がある。また、30球以上を投げたり、2日連投したりした場合は無条件で1日の休息を取らなければならない。ただ、オーストラリア戦でリリーフ登板した投手はいずれも30球以下のため、連投が可能だ。

イ・ガンチョル監督は大会を控え、「“韓日戦”の重みは話さなくてもわかるだろう。言葉にしなくても“韓日戦”は考えている。重要なことは、初戦に勝ってこそ“韓日戦”により楽に望むことができる。“韓日戦”の翌日が休息日のため、オールインできる投手力をオールインしたい。オーストラリア戦で余裕を持って勝利し、投手をセーブして、“韓日戦”にオールインする」と強調した。

しかし、“韓日戦”のための願いとシナリオはすべて外れてしまった。これ以上退くところはない。“韓日戦”のオールインで、韓国は崖っぷちからの起死回生を果たすことができるだろうか。

(記事提供=OSEN)

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