ハンファは昨シーズンの9052万ウォン(約905万円)よりも4519万ウォン(約450万円)も上昇しており、10球団中で最も引上げ率が高い(49.9%)球団となった。平均年俸大幅アップの要因としては、チェ・ウンソン(33、右翼)、イ・テヤン(32、投手)、オ・ソンジン(33、遊撃)などFA選手の積極的な補強の結果と分析される。
そしてロッテ・ジャイアンツは1億1342万ウォン(約1130万円)から2796万ウォン(約280万円)アップの1億4138万ウォン(約1410万円)で24.6%アップし、ハンファに続いている。
KBOリーグエントリー登録基準(外国人選手を除く)の球団別上位28人の平均年俸引上げ率でも、ハンファ(58.6%)とロッテ(24.5%)が1、2位を記録した。
昨シーズン、総合優勝を達成したSSGランダースは、チーム平均年俸1億7559万ウォン(約1750万円)で、2年連続平均年俸1位に。昨シーズンの2億7044万ウォン(約2700万円)よりも35.1%減少しているが、依然として10球団中で最も高い年俸を支給している。
2位はサムスン・ライオンズが1億6341万ウォン(約1630万円)で続いている。
KBOリーグエントリー登録人員基準である球団別上位28人の合算平均年俸も、SSGが最も高い3億957万ウォン(約3100万円)だった。
前年よりも最も年俸が上がったのは、FAでLGツインズからハンファに移籍したチェ・ウンソンだ。2億8000万ウォン(約2800万円)から15億2000万ウォン(約1億5200万円)アップした18億ウォン(約1億8000万円)で契約している。引上げ率も542.9%で2023シーズン最高値だ。
今回の年俸契約を通じて、チェ・ウンソンの年俸は2022シーズンのハン・ユソム(33、SSGランダース、一塁、1233.3%アップ)とク・ジャウク(30、サムスン・ライオンズ、右翼、594.4%アップ)に続いてKBO歴代3番目となるアップ率となった。