韓国サッカー協会がA代表の次期指揮官に選んだユルゲン・クリンスマンは、現役時代は世界的なストライカーとして名を馳せたが、指導者としては大成したとは言い難い人物だ。
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もちろん監督キャリアのすべてが悪かったわけではない。
2006年にはドイツ代表を率いて自国開催のワールドカップに出場し、銅メダルを獲得した。惜しくも決勝には進出できなかったが、強豪の地位に相応しい成績だった。
そして2011年にアメリカ代表監督に就任したクリンスマンは、2014年ブラジルW杯でドイツ、ポルトガル、ガーナが所属する“死の組”で生き残り、ベスト16入りを果たしている。
だが、ここまでだった。