韓国主将が侍ジャパン投手をリスペクト「本当に素晴らしい」…自身10度目国際大会への決意とは?【WBC2023】

1次ラウンドが東京ドームで開催されるだけでなく、東京五輪準決勝で敗れた侍ジャパン(日本代表)とも対戦するからだ。キム・ヒョンスは2009年WBCにも出場した侍ジャパンのベテランエース、ダルビッシュ有(36、サンディエゴ・パドレス)と対戦した経験がある。

キム・ヒョンスはダルビッシュとの勝負について問われ、「本当に素晴らしい投手だ。あの当時から良かったが、今も良い投手だ。しっかり準備して対処するしかない」とし、「まだ戦力分析を受け取っていない。おそらく代表招集されてから資料を受け取ると思う。しっかり準備する」と覚悟を固めた。

キム・ヒョンスは自らを“成功した野球オタク”と評する。ほぼ毎日野球をする野球選手だが、野球を見ることも好きな大の野球ファンだ。全世界トップレベルの選手が集うWBCは、キム・ヒョンスにとって特別な意味を持つしかない。

「実際、2017年WBCではアメリカで徹夜をして韓国の試合をすべて見た。同僚たちと一緒にいられなかったことがとても残念だったし、結果も出なくてもっと大変だった。“自分もそこに行って一緒に苦しみを分かち合えたら良かったのに…”と思った」とし、「WBCは最精鋭の選手が出場する大会だ。出場する国も多い。本当に魅力的な大会だ」と、WBCに出場する意味を伝えた。

“次はない”という考えだ。キム・ヒョンスは「シーズン前に行われるWBCであれ、シーズン後に行われるプレミア12であれ、難しくない国際大会はない。それでも皆が耐えられることだ。それだけ代表は重要で光栄なポストだ」とし、「2年前、東京で惜しくも代表キャリアが終わると思った。ところが、こうして再び機会を得ることができた。当時の残念な気持ちを振り払いながら、代表チームを上手く仕上げたい」と声を高めた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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