大地震被害のトルコを「助けてほしい」日本で活躍した韓国バレー女帝が支援を呼びかける理由

元女子バレー韓国代表のキム・ヨンギョン(34、興国生命ピンクスパイダーズ)が、大地震が発生したトルコへの支援を呼びかけている。

【写真】大谷翔平の試合を観戦したキム・ヨンギョン

2月7日、韓国の水原(スウォン)室内体育館ではVリーグ女子部の興国生命対現代建設ヒルステートの試合が行われ、興国生命がセットカウント3-0で勝利した。キム・ヨンギョンは22得点、アタック成功率38.9%などの活躍を披露していた。

昨季を7チーム中6位で終えた興国生命は現在2位につけている。加えて、同日の試合で首位の現代建設に完勝し、勝ち点で同率に並ぶなど、好調ぶりが続いている。

しかし、試合後の記者会見室の雰囲気はどこか暗かった。6日未明にトルコで発生した大地震のニュースのためだ。

トルコは“第2の故郷”…「助けてほしい」

トルコはキム・ヨンギョンが長く選手生活をした地だ。かつて2005年に興国生命でプロデビューし、日本のJTマーヴェラスを経て、2011年から2017年までをトルコのフェネルバフチェで過ごした。

その後も中国の上海ブライトユーベストを挟み、2018年から2020年まで、エジザージュバシュを通じて再びトルコでプレーしている。

トルコで過ごした通算8シーズンの間には、2度のリーグ優勝、3度のリーグ準優勝を経験した。ある意味、キム・ヨンギョンにとってトルコは“第2の故郷”のような地だ。当然、現地には友人も多くいる。

試合後の記者会見では、興国生命のボスニア・ヘルツェゴヴィナ人アタッカーのヘレナ(25)がトルコ大地震のニュースに言及。「とても悲しい。私もトルコリーグでプレーした経験があり、友人も多い。早く回復しすることを願っている」と伝えた。

続けて、キム・ヨンギョンも「私も長くプレーしたので友人が多い。もどかしい」と思いを明かしていた。

(写真提供=KOVO)キム・ヨンギョン

キム・ヨンギョンはこのほかにも、トルコ支援のためにSNSで「トルコを助けてほしい」と呼びかけ、支援方法の紹介なども行っている。

6日未明、トルコ南部とシリア北部の国境地域では、マグニチュード7.8という類例のない大地震が発生した。最大2300万人もの人々が被害を受ける可能性があると見られている。このため、世界各国がトルコ・シリアへ支援を行うなか、韓国も緊急救護隊を派遣し、医薬品など緊急救護物品を軍輸送機で輸送する方針を立てている。

(記事提供=OSEN)

◇キム・ヨンギョン プロフィール

1988年2月26日生まれ。韓国・京畿道出身。身長192cm。興国生命ピンクスパイダーズ所属。小学4年生からバレーを始め、2005年に新人ドラフト1位で韓国Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズに加入。その後、JTマーヴェラス(日本、2009年~2011年)、フェネルバフチェ(トルコ、2011年~2017年)、上海ブライトユーベスト(中国、2017年~2018年)、エジザージュバシュ(トルコ、2018年~2020年)と海外を転々とし、2020-2021シーズンは11年ぶりに復帰した興国生命で活躍、退団後は上海ブライトユーベストでプレーし、2022年6月に興国生命に再復帰した。東京五輪ではキャプテンとして女子バレー韓国代表をベスト4に導いた後、2021年8月12日に代表引退を発表。2019年8月からは『シッパンオンニ(食パンお姉さん)』という名前でYouTubeチャンネルを運営している。

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