アメリカ・サンディエゴにあるペトコパークでは2月5日(日本時間)、2023ファンフェスタが行われ、11人の選手が参加した。
WBC日本代表のダルビッシュ有をはじめ、ジョー・マスグローブ、ニック・マルティネス、ジョシュ・ヘイダー、ジェイク・クロネンワース、マニー・マチャド、サンダー・ボガーツ、トレント・グリシャム、フアン・ソト、フェルナンド・タティス・ジュニアなど主力選手のなかには、韓国人選手キム・ハソンも含まれていた。
ファンフェスタの11人に含まれているだけでも、キム・ハソンのチームに立ち位置がわかる。2022年だったらば、球団はキム・ハソンを呼んだだろうか。
キム・ハソンは入団初年度の2021年、適応に苦しみ鳴かず飛ばずのシーズンを過ごした。そこから昨年の輝かしい活躍は、「ファン・フェイバリット・プレーヤー」に選ばれても不思議ではないものだった。
ファンフェスタの記者会見場でも、キム・ハソンには多くの質問が殺到。遊撃のボガーツが加入したことでポジションを二塁に変えなければならず、WBCにも韓国代表として出場するためだ。
ある日本人記者は、同僚のダルビッシュとWBCで対決する心情を聞いていた。キム・ハソンは「ダルビッシュが投げる時、いつも後ろで守ってきたが、大会で対決することは私にとって光栄だ。最善を尽くしてダルビッシュを苦しめる」と述べた。
そして相対する準備はできているかという質問には、「野球は準備したからといってできるわけでもなく、当日の試合の時に最上コンディションになるようペースを上げれば、良い結果が得られるだろう」と答えた。
また日本代表の戦力については「とても良い戦力だと思う。楽しみだし、良い選手たちと試合できて楽しいだろう。良い試合になりそうだ」と日韓戦を見通している。
韓国メディアとしては唯一、現地で取材をした本誌『スポーツソウル』は、担当記者との共同記者会見のほか、別途の時間を設けて、キム・ハソンに話を聞いた。
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