CLでトッテナムがバイエルンに7失点大敗…ソン・フンミンの先制ゴールも虚しく

ソン・フンミン(27・トッテナム)の孤軍奮闘も虚しい大敗だ。試合後、彼の表情に笑顔はなかった。

9月2日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでUEFAチャンピオンズリーグのグループB第2節、トッテナム・ホットスパー対バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の試合が行われた。

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先発出場したソン・フンミンは前半12分、ムサ・シソコのパスからペナルティエリア内で右足を振りぬき、チームの先制点となる今季CL初ゴールを記録した。

2010年にハンブルガーSVでドイツ・ブンデスリーガデビュー後、2013年にレヴァークーゼンへと移籍し、2015年にドイツを離れるまで、ソン・フンミンはバイエルン戦全8試合で無得点に終わっていた。しかし、今シーズンはプレミアリーグでゴールとアシスト両方を量産しており、リーグでの好調ぶりが今回のバイエルン相手の初ゴールへと結びついた。

しかしトッテナムはリードを守れず、バイエルンに2-7の大敗を喫した。

ソン・フンミンの先制点からわずか3分後にヨシュア・キミッヒの同点弾を浴びると、前半終了間際にはロベルト・レヴァンドフスキに逆転ゴールを奪われる。後半にはセルジュ・ニャブリに一挙4得点を許し、後半16分のハリー・ケインのPKによる追加点も虚しく、屈辱的な大敗となった。

9月27日の第1節オリンピアコス戦を2-2で引き分けていたトッテナムは、CL2試合を終えて1分1敗でグループ3位に沈んだ。大勝のバイエルンは2戦全勝でグループ首位を守っている。

『WhoScored.com』は、チーム最多のシュート4本を放ったソン・フンミンに、チーム最高評価点の7.7点を与えた。バイエルンはニャブリやレヴァンドフスキに10点満点が与えられた一方、トッテナムはソン・フンミンが唯一の7点台だった。

試合後、選手たちは普通ミックスゾーンで取材陣のインタビューに応じるが、トッテナムの選手たちは大敗を受け、足早に通り過ぎていった。1ゴールと奮闘したソン・フンミンも取材陣の呼びかけを丁重に断り、暗い顔で去っていった。

試合後、ミックスゾーンを足早に通り過ぎたソン・フンミン

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