韓国プロ野球KBOリーグのSSGランダースは12月27日、ドミニカ共和国出身の左腕投手エニー・ロメロ(31)と契約したことを発表した。
契約の内訳は、年俸80万ドル(日本円=約1億632万円)、オプション20万ドル(約2658万円)の総額100万ドル(約1億3290万円)となっている。
ロメロはタンパベイ・レイズやワシントン・ナショナルズ、ピッツバーグ・パイレーツ、カンザスシティ・ロイヤルズと米メジャー球団を渡り歩き、2019年に中日ドラゴンズと契約して日本プロ野球に参戦。同年は21試合で8勝10敗の防御率4.26を記録するなど、先発の一角で活躍したが、翌2020年は負傷による長期離脱の影響で1試合も登板できず、シーズン終了後に退団した。
その後、メキシカンリーグのティフアナ・ブルズを経て2021年夏に千葉ロッテマリーンズと契約。2022年は本拠地開幕戦での7回1失点の好投を皮切りに、着実に先発ローテーションを消化し、20試合で8勝9敗、防御率3.36を記録した。