「存在感ゼロ」35歳スアレス、時の流れには逆らえない【カタールW杯】

2022年11月27日 サッカー #サッカーW杯

12年前の2010年南アフリカW杯で、当時23歳だったスアレスは決勝トーナメント1回戦で韓国と対戦。脅威的なドリブル、卓越したゴール決定力で2ゴールを決め、ウルグアイを2-1の勝利に導いたことがある。

選手の黄昏期を過ごすスアレスは、いつのまにかビッグリーグの舞台を離れ、キャリアの最終盤に差し掛かった。それでも母国の古巣ナシオナルでフォームを維持し、自身4度目のW杯に臨んだ。

FWダルウィン・ヌニェス(23、リバプール)、FWファクンド・ペリストリ(20、マンチェスター・ユナイテッド)と2人の若手FWを率いて、12年越しにW杯で韓国狩りに出たが、かつての威力はなかった。

キム・ムンファン(左)にボールを奪われるスアレス(右)

ウルグアイは前線からの強力プレス、組織的な守備網にチーム全体が苦戦した。そのなかでスアレスは前線で一度も長所を発揮できなかった。

特に後半序盤には一度、韓国最終ラインの乱れからボールを奪取したチャンスがあったが、最終的にはよろめいて相手DFキム・ムンファン(27、全北現代モータース)のスピードに追い付くことはできなかった。

結局、ウルグアイのディエゴ・アロンソ監督は後半19分でスアレスを下げ、FWエディンソン・カバーニ(35、バレンシア)を投入した。カバーニの方がむしろ、味方との連係や空中戦で一層良いプレーを見せ、韓国の脅威になっていた。

それでも最後まで韓国のゴールネットを揺らすことはできず、0-0の引き分けで初戦スタートとなったウルグアイ。イギリス国営放送『BBC』は「スアレスは何もできなかった」と酷評していた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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