日本の“10番”南野拓実が韓国にエール!「勝利を願っている」と韓国紙に伝えたワケ【現地取材】

日本対ドイツの前日には、同じアジア勢のサウジアラビア代表がアルゼンチン代表を2-1で破る大金星を挙げた。この試合を日本の選手たちも見守っていたという。

「ほぼすべての選手がサウジアラビアとアルゼンチンの試合を見ていた。(ドイツ戦の)試合前にも、サッカーではどんなことも起こり得ると話した」と述べた南野。

「昨日の試合と状況が似ていると思う。まずPKで失点した後、2ゴールを決めて逆転した。ドイツは最上の状態ではなかったようだ。彼らはワールドクラスの選手がいるチームだ。しかし、サッカーは時々異変が起きる。僕たちが驚きを与えることができた」と、勝利への満足感を示していた。

(写真提供=ロイター/アフロ)南野拓実

24日には韓国代表がグループH初戦でウルグアイ代表と対戦する。韓国には南野がザルツブルク時代にチームメイトだったFWファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)がいる。

南野は「個人的には韓国が勝つことを願っている。親友のファン・ヒチャンがいるからだ」と、韓国とファン・ヒチャンにエール。「韓国も特別さを作ることができる。僕たちもそのような場面を見てみたい」と期待感を伝えた。

ファン・ヒチャン

もっとも、そのファン・ヒチャンは現在、左ハムストリングに違和感を抱えており、リハビリのためチーム練習に参加できていない。パウロ・ベント監督も前日会見で「ファン・ヒチャンは出場が難しい」と、ウルグアイ戦での欠場を明言していた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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