自身の背番号でもある数字の7が刻まれた黒のフェイスガードで、負傷部位を保護して練習場に現れたソン・フンミン。初めて着用するからか、フェイスガードをしきりにいじる姿が印象的だったが、ストレッチからボールタッチのトレーニングまで無理なく消化した。
報道陣に公開された15分を超え、さらに10分ほどトレーニングに励み、その後はリハビリに集中した。
韓国代表は2010年南アフリカW杯以来、3大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指している。当然、カギを握るのはソン・フンミンのコンディションだ。眼窩骨折は通常、リハビリに4週間程度を要するとされているだけに、出場を懸念する声も多い。
グループステージ初戦のウルグアイ代表(11月24日)まで残された期間は約8日。現時点で、出場するかどうかはまだ決まっていない。ソン・フンミンは自身の状態について慎重に口を開いた。