当分の間、サッカー韓国代表の選手たちは「豚肉」を食べることができない。
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サッカーワールドカップ開催地のカタールは、豚肉の摂取を徹底的に禁止している国だ。
イスラム国家であるカタールでは、酒類と豚肉は宗教教理に反する搬入禁止品目と規定されている。酒類の場合、許可を受けたところでは搬入が可能で飲むこともできるが、豚肉はそうではない。
イスラム経典のコーランによると、死んだ肉と血、豚肉は、教理によって禁止されたことを意味する「ハラム」に該当する。
一部の学者たちは、「豚肉から出るさまざまな線虫が人間の体に有害だ」とか、「豚の習性が悪い」とか、あるいは「豚肉が砂漠の気候で傷つきやすい」という理由で、イスラム教が豚肉を禁止していると主張している。
理由はともかく、カタールW杯に臨む韓国代表の選手たちも、カタールに滞在する間は豚肉を食べることができない。少なくとも3週間は禁止だ。グループステージを突破すれば、その期間はさらに長くなる可能性もある。