今月初め、試合中に左目周辺を骨折(眼窩骨折)する重傷を負い、手術を行ったソン・フンミンは、例えW杯で韓国代表に帯同するとしても、試合出場を断言することはできない。
ベント監督はソン・フンミンの回復状態をチェックし、可能であればピッチに送り出す算段を立てているが、100%のコンディションでプレーすることは不可能だ。
さらに、FWファン・ウィジョ(30、オリンピアコス)やFWファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)などの主力アタッカーも、所属チームで不審なパフォーマンスが続いている。
来る24日のウルグアイ代表とのグループステージ初戦までに、彼らがどれだけ本来のコンディションを取り戻せるかが大きなカギを握る。
そして、もう一つの脅威要素が「対強豪国の経験不足」。韓国代表はベント監督体制で52試合を戦い、33勝17分2敗を記録したが、勝利数のうち24勝が対アジア勢だった。
また、欧州勢との対戦はわずか3試合しかなく、それもジョージア代表、アイスランド代表、モルドバ代表と決して上位国ではなかった。
W杯の雰囲気を大会前に感じる意味でも、敵地に乗り込んで強豪国と対戦する経験ができなかったことは、本番に向けて懸念される要素だ。
なお、カタールW杯でグループHに入った韓国代表は、ウルグアイ代表との初戦以降、28日にガーナ代表、12月3日にポルトガル代表と対戦する。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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