加えて両サイドバックのDFキム・ジンス(30、全北現代モータース)、DFキム・ムンファン(27、全北現代モータース)は、いずれも軽微な負傷を抱えている。
何より、相手の攻撃に対する“一次阻止線”の役割を果たさなければならないアンカー(守備的MF)のポジションは、韓国代表の最大の弱点に挙げられている。
韓国代表はもとより、日本代表などアジア勢がW杯の舞台で好成績を収めるためには、守備の安定化を欠かすことはできない。
ベント監督はW杯開幕まで残り少ない期間で、守備的MFの安定化はもちろん、守備陣のコンディションを最大限引き上げることに総力を傾ける必要がある。
そんな韓国代表では、W杯間際にポジション争いに加わった選手たちが、既存の体制で不足していた部分を埋める活躍を見せている。