ガンバ大阪に所属する韓国代表DFクォン・ギョンウォン(30)が、カタールW杯最終エントリー入りへの強い意欲を示した。
クォン・ギョンウォンは11月9日、坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)で練習前にメディアの取材に応じ、カタールW杯に臨む覚悟を明かした。
パウロ・ベント監督体制となって以降、着実にA代表に名を連ねてきたクォン・ギョンウォン。現時点では主力DFキム・ヨングォン(32、蔚山現代)のバックアップに近い立ち位置にいることは事実だが、それでも常に準備を怠らず、代表の座を守り抜いてきた。
「まだメンバーが発表されていないので実感が湧かない。今日の練習から良いパフォーマンスを見せたいと思っている。これまで少なくない時間をともにした監督に良い姿を見せたい。今回の招集に限らず、これまで要求されてきた部分はすべて最大限従おうと努力してきた。特に何かを意識して見せるというよりは、いつもやってきた通りにしようと思う」
4年前の2018年ロシアW杯当時、中国の天津権健でプレーしていたクォン・ギョンウォンは最終エントリーから落選した。大会直前の候補リストには含まれていたが、本大会出場の夢は叶わなかった。