元日本代表MF天野純の所属する蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が、2022年シーズンのKリーグ1王者に輝いた。
蔚山現代は10月16日、アウェイで行われた第37節の江原(カンウォン)FC戦を2-1で勝利。これで2位の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースとの勝ち点差を「6」とし、最終節を待たずしてリーグ優勝を決めた。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では日本勢の脅威として立ちはだかる蔚山現代だが、意外にもKリーグでの優勝経験は少なく、1996年、2005年に続き今回が17年ぶり3回目の制覇となった。
直近の2019~2021年も優勝の可能性はあったが、いずれもシーズン最終盤に全北現代の逆転を許し3年連続2位。最多10回の準優勝回数から「シルバーコレクター」と揶揄されてきたが、そのレッテルをついに剥がしてみせた。