同日、ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は、第1戦でフリオ・ウリアス、第2戦でクレイトン・カーショーを先発起用すると予告。対するボブ・メルビン監督は、メッツ戦で登板しなかったマイク・クレビンジャーとワイルドカード第1戦で勝利を収めたダルビッシュ有の先発を予告した。
キム・ハソンはウリアスとカーショーに弱い。ウリアスには9打数無安打、ベテランのカーショーには6打数1安打だ。「打席でのウリアス、カーショーのボールは、メッツのジェイコブ・デグロムほど圧倒的ではない。デグロムは私が経験した投手の中で最高だ。バットを振ったあとにスライダーだとわかるほどだ。ウリアスとカーショーのボールは打てそうだ。ところが打つとファールだったり、いい打球が飛ばない。まさにその点が両投手の長所だ。打者として甘く見えるが安打はできない。ウリアスがなぜ17勝を挙げ、防御率1位を維持したのか分かる」と相対する2人の投手を評価している。
そして相手先発が左腕によって、打順がトップバッターに変わる可能性について尋ねると、「(ジュリクソン・)プロファーがトップバッターとして出る可能性が高い。今は打撃も良いし、ビッグゲームでショートでの守りに集中するため、メッツ戦と同じ打順で出場することになりそうだ」と話した。
メルビン監督はレギュラーシーズン1カ月ほどを残し、相手投手が左腕の時はキム・ハソンを1番で起用してきた。メッツとのディビジョンシリーズ第3戦でも、7番でテーブルセッターの役割を果たした。
メジャー進出後、初のポストシーズン、ニューヨークシティフィールドでのアウェー戦に対する感想として、「日韓戦の勝負を経験して、雰囲気に包まれることはなくなった」と明かした。
なおパドレスは西地区2位(ナ・リーグ5位)として、西地区1位(ナ・リーグ1位)のドジャースと戦う。10月12日10時37分(日本時間)に第1戦、13日9時37分に第2戦、14日に第3戦、15日に第4戦、16日に第5戦を行う。第3~5戦の時間は未定となっている。