かつて京都サンガF.C.、SC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津に在籍した日本人MF石田雅俊(27)が、韓国Kリーグ2(2部)でラウンドMVPに輝いた。
Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、9月24~26日に行われたKリーグ2第41節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ2第41節のMVPは大田(テジョン)ハナシチズンの石田だ。
Kリーグでの登録名を「マサ」とする石田は、9月25日に大田ワールドカップ競技場で行われた大田対慶南(キョンナム)FCで2ゴールを記録し、大田の3-0の勝利に貢献した。
石田は前半31分、MFイ・ヒョンシク(26)のパスを受けてペナルティアーク正面から左足シュートを放ち、先制となるゴールを決めた。
また、同45分には相手GKの弾いたボールを拾って流し込み、自身2点目をマーク。この試合で石田はシーズン通算得点数を「9」に伸ばした。
第41節のベストマッチは、25日に木洞(モクドン)総合運動場で行われたソウルイーランドFC対FC安養(アニャン)だ。
この日はソウルイーランドが前半6分にDFファン・テヒョン(23)のゴールで先制したが、同37分にFC安養のFWチョン・ソクファ(31)が同点弾を決め、試合を振り出しに戻す。
その後、ソウルイーランドが後半11分にFWキム・ジョンファン(25)、同17分にFWイ・ドンリュル(22)が連続でゴールを決めて3-1とした。
それでも、同30分にはかつてジュビロ磐田、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎にも在籍したMFペク・ソンドン(31)のゴールでFC安養が1点差に迫り、最終的に3-2で終了した。
熾烈な接戦の末に1点差で勝利したソウルイーランドは、第41節のベストチームに選ばれた。
以下、Kリーグ2第41節のベストイレブン。
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FW:ラマス(釜山アイパーク)、チョ・ヒャンギ(金浦FC)
MF:イ・ドンリュル(ソウルイーランドFC)、イ・スンミン(光州FC)、石田雅俊(大田ハナシチズン)、トゥ・ヒョンソク(光州FC)
DF:チェ・ジュン(釜山アイパーク)、キム・ヨンス(ソウルイーランドFC)、パク・ハンビン(光州FC)、ファン・テヒョン(ソウルイーランドFC)
GK:ファン・ビョングン(釜山アイパーク)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
■【一問一答】石田雅俊が激白「Jリーグでプレーしたい思いは…」
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