未成年に性的暴行容疑の韓国人コーチ、わいせつと違法撮影は認めるも一部否認「強姦未遂は…」

2022年09月21日 スポーツ一般

長野冬季五輪にも出場した元フィギュアスケート韓国代表で、現在はコーチを務めるイ・ギュヒョン氏が、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反などの容疑で起訴された初裁判で一部容疑を否認した。

【画像】未成年に性的暴行容疑のイ・ギュヒョン氏とは?

議政府(ウィジョンブ)地裁南楊州(ナミャンジュ)支院刑事合議1部は9月19日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反などの容疑で起訴されたイ・ギュヒョン氏に対する初裁判を非公開で行った。

裁判所は被害者に対する2次被害を考慮し、非公開で行うことを決めた。検察側も、被害者証言の際に非公開とすることを要請した。

イ・ギュヒョン氏は先月末、未成年の教え子に対する強姦未遂容疑とともに、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(違法撮影)まで適用され、議政府地検にで拘束起訴された。

この日の裁判で、イ・ギュヒョン氏はわいせつと違法撮影を認めた一方、「強姦未遂は事実ではない」として一部容疑を否認したという。イ・ギュヒョン氏の次の裁判は来る10月25日を予定している。

未成年にわいせつした“五輪経験者”イ・ギュヒョン氏とは

1980年10月生まれで現在41歳のイ・ギュヒョン氏は、元スピードスケート選手の父、元フィギュアスケート選手で全国スケート連合会会長の母を両親に持つ「スケート一家」の育ち。兄には5大会連続オリンピック出場経験のある元スピードスケート選手で、今年5月に女優ソン・ダムビと結婚したイ・ギュヒョク氏がいる。

イ・ギュヒョン氏自身も、現役時代にフィギュアスケート韓国代表として1996年長野冬季五輪、2002年ソルトレイク冬季五輪と2大会連続でオリンピックに出場。2003年を最後に現役引退後、フィギュアスケートのコーチとして活動していた。

なお、イ・ギュヒョン氏はこの3年間で一度も性暴力予防教育を履修していなかった。イ・ギュヒョン氏は性暴力予防を含めたスポーツ指導者の再教育対象者だったが、修了していなかったのだ。

(画像=放送画面キャプチャ)コーチ時代のイ・ギュヒョン氏

韓国では、2020年に元トライアスロン韓国代表の故チェ・スクヒョンさんがチーム内でのパワハラを苦にこの世を去って以降、スポーツ界でのあらゆる暴力を根絶するためにスポーツ倫理センターが設立された。

しかし、人材や予算不足などによって予防業務の実効性に疑問符がついた状態だ。

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