日本が連覇の女子バレー・アジア選手権で3位に終わった韓国エースが心情を吐露

女子バレー韓国代表のキャプテンであるキム・ヨンギョンがさらなる飛躍を誓って、代表チームへの激励を願い出た。

ステファーノ・ラバリニ監督が率いる女子バレー韓国代表チーム(世界ランキング9位)は、8月25日に行われたソウルアジア選手権の3位・4位位決定戦で、中国(2位)をセットスコア3-0(25-21、25-20、25-22)で下した。

史上初の外国人監督とともに初優勝を狙っていた韓国は、最終成績3位で大会を終えた。優勝はできなかったが、来年1月にタイで開かれる東京五輪・大陸別予選出場権を確保した。

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今回のアジア選手権で韓国は、イラン、香港、台湾、タイには無難に勝利したが、4強戦となった準決勝で10代中心に構成された日本に一撃を食らい、決勝進出が頓挫した。

チームの雰囲気が低迷する懸念もあったが、中国戦ではキム・ヨンギョンがブロック得点2点を含めてひとりで29得点をあげ、“エース”の力を証明した。

試合終了後、キム・ヨンギョンは「日本戦で負けた後、みんなが悔しかったのは事実」とし、「監督が来た理由も私たちに変化が必要だからだ。チームを変えていく過程だから見守ってほしい」と語った。以下はキム・ヨンギョンとの一問一答。

―日本戦(8月24日)で敗れた翌日に中国戦を行ったが?

「昨日の試合の後、みんなが悔しかったのは事実だ。それを表に出すまいと互いに努力した。試合前に雰囲気も落ち込み、4日連続の試合なので、体力的に大変だった。選手たちに後悔のない試合をしようと伝え、“私がさらに一歩動くから一緒に頑張ろう”と話した。今日の試合の重要性は誰もがよく知っていたし、ついてきてくれてありがたい。試合に勝てて良かった」

―ホームで初優勝まで狙ったが、4強で挫折した。

「自分たちのパターンや占有率など練習したことが出せず、試合は違う方向に進んでしまった。以前に戻ってしまったような気がして、私も心配になった。言い訳はしたくはないが、セッターが変わったのも事実で、それでも成績を出そうとする圧迫感があったため、よくない傾向にあった。

結局は私たちがこのような限界を乗り越えなければならない。ラバリニ監督が韓国に来た理由も、私たちに変化が必要なためだ。一つひとつ変えていく過程だから温かく見守ってほしい。時間が経てば変わるだろう」

―来月に日本で開かれるワールドカップまで少し時間がある。大会を終えた感想は?

「ひとまずは“終わった”という言葉で整理したい。(ヤン・)ヒョジンも私にとっても、(代表は)最後かもしれないということを大会期間中に話した。代表チームは簡単ではない。大会が終わっても良いとは言えない。歳のせいで感受性が生じたのか、何かあるとすぐ泣けてくる。何も考えずに数日は休み、少し休憩した後、ワールドカップを準備したい」

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