また、村上は「ワン・ジョンチ」が1964年に記録した日本人選手最多本塁打(55本)に、日本人選手として58年ぶりにタイ記録に並んだ。
「ワン・ジョンチ」とは現役時代に巨人で活躍し、現在は福岡ソフトバンクホークスの会長を務める王貞治氏の名前を韓国語読みしたもの。
実際、今回の村上の快挙に際し、韓国では「ワン・ジョンチとタイ記録を作成した村上」(『スポーツ京郷』)、「村上、ワン・ジョンチと同じ55号」(『聯合ニュース』)といったように、「オウ・サダハル」ではなく「ワン・ジョンチ」の表記で報じられていた。
なお、この試合で初めて菅野から本塁打を打った村上は、「いつもやられていたから一度ぐらいは打ちたいと思った。(シーズン55号は)本当に光栄だ。とてつもない大記録だが、自分一人の力では達成できない記録だと思う。丈夫な体で産んでくれた両親に感謝し、自分を支えてくれる人たちにも感謝したい」と伝えていた。
(記事提供=OSEN)