Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、8月27~29日に行われたKリーグ1(1部)第23節延期分、8月27日~28日に行われたKリーグ2(2部)第35節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第23節延期分のMVPは城南(ソンナム)FCのコロンビア人FWマヌエル・パラシオス(29)だ。
パラシオスは8月28日、炭川(タンチョン)総合運動場で行われた城南FC対水原(スウォン)FCで決勝ゴールを決め、城南FCを2-1の勝利に導いた。
この試合で後半15分から途中出場したパラシオスは、後半21分、猪突的なドリブル突破で相手DFを抜いた後、左足でGKの意表を突くシュートを放ち決勝点を挙げた。この日の勝利で直近3連敗から脱出した城南FCは、第23節のベストチームにも選ばれた。
第23節のベストマッチは、8月27日に水原(スウォン)ワールドカップ競技場で行われた水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス対江原(カンウォン)FCの試合だ。
この日の試合は江原FCがDFキム・ジンホ(22)、DFイム・チャンウ(30)、ブラジル人FWガレゴ(25)、水原三星が在日コリアンの北朝鮮代表FWアン・ビョンジュン(32)、FWオ・ヒョンギュ(21)とそれぞれ得点を決め、熾烈な戦いの末に江原FCが3-2で勝利していた。
また、ベストイレブンではアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメントでヴィッセル神戸や浦和レッズと対戦した全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースの選手のうち、ブラジル人FWグスタヴォ(28)が名を連ねていた。
Kリーグ2第35節のMVPは忠南牙山(チュンナム・アサン)FCのユ・ガンヒョンだ。
ユ・ガンヒョンは8月28日、光陽(クァンヤン)サッカー専用球場で行われた全南(チョンナム)ドラゴンズ対忠南牙山FCの試合で2ゴールを記録し、チームを3-1の勝利に導いた。
第35節のベストマッチは、8月27日に大田(テジョン)ワールドカップ競技場で行われた大田ハナシチズン対富川(プチョン)FC 1995の試合だ。
この日、両チームは前半含めた後半25分まで無得点が続いていたが、後半26分の大田のウィリアンの得点を皮切りに試合が動く。富川がニルソンのゴールですぐさま同点に追いつくも、終了間際の後半44分にカイザー、アディショナルタイムにコン・ミンヒョンがゴールを決め、大田が3-1で勝利した。
この試合の勝利で直近2連敗を脱した大田は、第35節のベストチームに選ばれた。
なお、ベストイレブンにはガンバ大阪からレンタル中のMFチュ・セジョン(31)も名を連ねた。チュ・セジョンは大田デビュー戦となった第27節以来、自身2度目のベストイレブン選出となった。
以下、Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブン。
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―Kリーグ1
FW:キム・デウォン(江原FC)、グスタヴォ(全北現代モータース)、マヌエル・パラシオス(城南FC)
MF:ジェルソ・フェルナンデス(済州ユナイテッド)、キム・ドヒョク(仁川ユナイテッド)、シン・ジンホ(浦項スティーラーズ)
DF:パク・スイル(城南FC)、カン・ミンス(仁川ユナイテッド)、イム・チャンウ(江原FC)、キム・ジンホ(江原FC)
GK:キム・ヨングァン(城南FC)
―Kリーグ2
FW:ユ・ガンヒョン(忠南牙山FC)、ウィリアン(大田ハナシチズン)
MF:カストロ(慶南FC)、パク・セジク(忠南牙山FC)、チュ・セジョン(大田ハナシチズン)、モ・ジェヒョン(慶南FC)
DF:イ・ミンギ(光州FC)、アーロン・カルヴァー(光州FC)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)、キム・ヨンウク(大田ハナシチズン)
GK:イ・サンウク(金浦FC)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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